- 骨の記憶七三一殺人事件
-
虚妄の栄光とウイルス兵器
言視舎
福原加壽子
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2020年11月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784865651904
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【2000年03月発売】
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[BOOKデータベースより]
「この秘密は墓場までもっていけ」―七三一の無法がなぜ許されてきたのか?どんな大義があろうと戦争は徹頭徹尾おぞましい。フィクションを通じてその闇を照らしながら、連綿と続く戦争犯罪隠蔽の構造を問う。
紘一の戦後
[日販商品データベースより]新宿戸山の旧陸軍軍医学校跡地で大量の人骨
姉の消息
元軍医西田修介との面会
元七三一部隊員からの書簡
発掘人骨の真実
調査を求める会との接触
満州での出来事
発掘人骨と七三一部隊を追って
七三一部隊と現代の生物兵器、ウイルス兵器、ワクチン
元軍医佐伯との対峙
出版妨害
山村と佐伯
隅田川の水死体
警察の捜査
西田と佐伯の対決
藤井刑事の単独捜査
たった一人の野辺送り
遺言
「この秘密は墓場までもっていけ」――そんな無法がゆるされるのか?
どんな大義があろうと戦争は徹頭徹尾おぞましい。それを直視し、忘却してはならない。
フィクションを通じて、戦争犯罪の社会的隠ぺいの構造を問う意欲作。
[ものがたり]戦争孤児から苦学の末フリーのジャーナリストとなった紘一は、戦後の暗部からやがて「七三一部隊」の闇に引き寄せられていく。真実を追求する過程で逢着した行方不明だった姉の消息。物語は終戦間近の旧満州にさかのぼる。部隊の撤収時に何が起こったのか? そして隅田川の遺体はだれなのか?……