[BOOKデータベースより]
江戸幕府の権力を背景に確たる地位を築き、朝廷政務の中心にあった摂家。彼らの支配の実態と変容を、対峙する勢力・集団との緊張、摂家間の対立などを重視しつつ多様な視点から分析。享保期から天保期における公家処罰の動向、朝廷権威を求める動きから巻き起こる身分秩序の動揺について、変質していく公家社会と関与する幕府の政策から考察する。
近世の公家社会と幕府
公家の江戸参向と武家文化との接点
近世摂家の家領と「関白料」
享保期における摂家の家内騒動と家法
近世中期の京都所司代の引渡とその権限
宝暦事件後の公家の相続問題と大名家の助力
寛政期の尊号一件風説書の展開
寛政期の藪一件と摂家支配の再構築
寛政〜文化期における天皇御医の身分「格」上げ動向
近世後期の公家処罰とその手続き
天保期の樋口一件と公家の身分移動
江戸幕府の権力を背景に確たる地位を築き、朝廷政務の中心にあった摂家。彼らの支配の実態と変容を、対峙する勢力・集団との緊張、摂家間の対立などを重視しつつ多様な視点から分析。享保期から天保期における公家処罰の動向、朝廷権威を求める動きから巻き起こる身分秩序の動揺について、変質していく公家社会と関与する幕府の政策から考察する。
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