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- 闘う日本学
-
消費文化・ロスジェネ・プレカリ化の果てに
- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2020年11月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784788516861
[BOOKデータベースより]
ロストジェネレーション、プレカリアートとはなんだったのか。ネオリベラリズムと愛国主義の共犯関係、そして百貨店が生んだ日本らしさとは。デパート文化の発祥からマンガ・ヤスクニ・フクシマ・素人の乱まで跡づけ、日本の“ポスト戦後”を炙り出す。歴史修正主義や原発労働問題にも果敢に取り組む、著者渾身の日本学研究を集成。
序章 闘う日本学
第1章 日本近代を再考する
第2章 モダン・タイムズへの日本の道―二つの太陽
第3章 思想空間としての百貨店
第4章 グローバル化のなかの日本研究
第5章 トランスとインター―日独のマンガ交流から見えてくること
第6章 ポップ・ナショナリズムの現在―ワンダーランド・ヤスクニ
第7章 フクシマその後―新たな批判的知識の「場」とプラクティークを求めて
第8章 プレカリ化する日本
失われた20年とはなんだったのか? 西田哲学からポピュラー文化まで精通したドイツの日本学者による〈ポスト戦後体制〉のカルチュラル・スタディーズ。グローバル資本主義による周縁化と不平等の深化に抗して、危機を超え出る知的実践を鋭く問う。
*資本主義の構造変化と日本のポスト戦後の特徴を、思想史の地平から跡づける。
*デパート・日独のマンガ・ヤスクニ・フクシマ・素人の乱など、日本消費とポピュラー文化を多元的・批判的に解読。
*哲学者・小林敏明氏の巧みな編訳による、東独出身の日本学者のライフワーク集成。
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