この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 普通の底
-
価格:2,035円(本体1,850円+税)
【2025年04月発売】
- ないものねだりの君に光の花束を
-
価格:748円(本体680円+税)
【2023年11月発売】
- さよならごはんを明日も君と
-
価格:660円(本体600円+税)
【2024年05月発売】
- さよならごはんを今夜も君と
-
価格:693円(本体630円+税)
【2023年08月発売】
- たとえ祈りが届かなくても君に伝えたいことがあるんだ
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2023年03月発売】
[BOOKデータベースより]
出版社課長・秋吉の耳に衝撃的な情報が届いた。梶原局長の息子が謎の転落死を遂げたという。近く「引きこもり・不登校対策」を打ち出す新時代の高校をつくるという一大プロジェクトに邁進していたときだった。娘の不登校経験もあり事業に心血を注いできた秋吉だが、プロジェクトは一時中止。梶原の息子は自殺だったという噂が社内で広まり、会社上層部は隠蔽に動く。少年の死という状況のもと、自社の利益追求と保身に汲々とする上層部に秋吉は抵抗を試みるが―。信頼できない上司、暴走する部下、情報戦と化した社内派閥抗争。もはや社内に信用できる者はいない―。志を持って教育事業を推進してきた秋吉の運命は?少年の死の真相とは?
[日販商品データベースより]千日出版の教育部門で課長を務める秋吉に衝撃的な情報が入った。事業を率いる梶原局長の中3の息子が、謎の転落死を遂げたというのだ。部署が一大プロジェクト――大手進学塾と合併し社を独立、IT企業との提携のもと、最新技術を駆使した[引きこもり・不登校対策]を打ち出す新時代の高校を開校――に臨んでいたときだった。
プロジェクトは一時中止になり、事故ではなく自殺という噂が社内では急速に広まる。秋吉は部下の前島と調査を開始するが、人事課の飴屋から警告される。以前から、社長派と専務派が対立する社内。会社の上層部は秋吉に隠蔽を働きかける。少年の死という状況のもと、彼らが気にするのは自社の利益追求と保身だった。
信頼できない上司、暴走する部下、情報戦の様相を呈す社内派閥抗争……。もはや社内に信用できる者はいない――。
子どもたちの未来のために新しい学校をつくる、その志を持って教育事業を推進してきた秋吉の運命は。少年の死の真相は。
現代社会の欺瞞を暴き希望のありかを探る、明日のサラリーマン・エンタメ!
===
会社組織の中で生きる者として、
そして、一人の父親として、
いかに「人間」でいられるか――。
第10回〈山田風太郎賞〉受賞作家の会心作!