コンパクトシティのアーバニズム

コンパクトなまちづくり，富山の経験

東京大学出版会
中島直人　高柳百合子　永野真義　富山アーバニズム研究会　

• 価格: 4,840円（本体4,400円＋税）
• 発行年月: 2020年10月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784130611404

内容情報

[BOOKデータベースより]

富山コンパクトシティ政策の全貌。「コンパクトなまちづくり」の原点から現在に至る展開の拡がりまでを歴史的に把握し、そのような都市政策の成果を感知し、表現する。

１　なぜ、富山の「コンパクトシティ」なのか（富山型コンパクトシティが与えたインパクト；富山市における「コンパクトなまちづくり」の展開　ほか）
２　「コンパクトなまちづくり」の誕生（富山のコンパクトな原風景；戦後における都市化の進行と都市政策の変遷　ほか）
３　「コンパクトなまちづくり」を具体化する施策の展開（「お団子と串」計画概念の整理；結節点としての富山駅と周辺のリニューアル　ほか）
４　「コンパクトなまちづくり」で育まれゆく都市生活のスケッチ（マクロな都市構造評価からミクロな歩行空間評価へ；まちなか高頻度利用者たちの日常行動パターンの可視化　ほか）
５　「コンパクトなまちづくり」の経験から何を学ぶか

[日販商品データベースより]

さまざまな機能を集約し，経済活動を活性化させ，持続可能なまちづくりを目指すコンパクトシティ．富山市は20年近くにわたり「コンパクトなまちづくり」を推進してきた．その原点と軌跡，そして現在を考察する．人口減少社会における有効な都市政策の姿がここにある．