- 吠えない犬
-
安倍政権7年8か月とメディア・コントロール
The Dogs that Didn’t Bark:Media Control in Abe’s Japan- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2020年11月
- 判型
- B40
- ISBN
- 9784575315820
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[BOOKデータベースより]
権力を監視する「番犬」たる記者はなぜ戦えなくなったのか?菅新政権誕生で官邸による“メディア支配”はさらに強く、賢く進化する―
第1章 コロナ・ショックと安倍政権の迷走
[日販商品データベースより]第2章 トランプ大統領vsメディアの攻防戦
第3章 安倍政権のメディア・コントロール
第4章 メディアの自壊
第5章 ネット右翼と安倍政権
第6章 権力vs調査報道
第7章 失われる自由
第8章 不確かな未来
菅義偉新総理の誕生で、官邸による”メディア支配”はさらに強く、賢く進化する――。
7年8カ月にわたり続いた第二次安倍政権。
この長期政権が続く中で、メディアは権力と対峙する力を徹底的にそぎ落とされた。
そのやり方はまさに「アメとムチ」だ。
政権に友好的なメディアには首相の独占インタビューや積極的な情報のリークにより、手なづけるていく。政権に批判的なメディアには距離を置いて取材を受けず、スクープも与えない。
この手法でメディアをコントロールしてきた中心人物が、菅義偉官房長官、その人だった。
批判的なメディアと直線的に対峙していた安倍政権に比べ、菅政権はより巧妙な手でメディアを取り込もうとしている。木で鼻をくくったような回答を繰り返す官房長官会見、総理番記者とのオフレコ懇親会、大手通信社論説副委員長の首相補佐官への登用……メディア、そして国民は今まで以上に注意深く、権力の動向に注意をはらわなければならない。
本書は、16年2月に刊行された「安倍政権にひれ伏す日本のメディア」の増補改訂版だ。
同署にコロナ・ショック下で起きた安倍政権の終焉までの内実、アメリカ・トランプ大統領の迷走を新たな章を立てて追加し、さらに16年以降の政権の動向を踏まえ、大幅な加筆・修正をしている。