基礎から理解するＥＲＭ

高度化するグローバル規制とリスク管理

中央経済社 中央経済グループパブリッシング
茶野努　安田行宏　

• 価格: 3,520円（本体3,200円＋税）
• 発行年月: 2020年10月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784502358210

内容情報

[BOOKデータベースより]

ＣＯＶＩＤ‐１９のパンデミックに代表されるように、近年多発する世界規模の自然災害やリーマンショックをはじめとする金融リスク等への対応はいまや必須の課題である。本書は収益、リスク、資本を総合的に管理するＥＲＭ（統合リスク管理）について、初学者でも学べるようにその考え方から応用まで解説した。特に銀行や保険会社における実際の取組み、金融業界を取り巻く最新の規制についても解説する。

第１章　ＥＲＭとは何か、どこへ進むのか？
第２章　リーマンショックの背景とバーゼル規制強化
第３章　保険ソルベンシー規制の国際動向と生保経営への影響
第４章　リスク計測・管理手法の変遷と課題
第５章　銀行の流動性創出機能について―流動性リスクとリスク管理の観点から
第６章　地方銀行におけるリスク管理への取組み
第７章　生命保険会社のＥＲＭ―銀行との比較を通じて
第８章　損害保険会社のＥＲＭ―自然災害リスク管理を中心に
第９章　保険会社によるＥＲＭ関連情報の開示
第１０章　ＣＲＯによるＥＲＭ論

[日販商品データベースより]

初学者が全体を俯瞰できるよう、リスクマネジメントの基本的な考え方を踏まえ、金融業を取り巻く国際的規制の現状、経営理念に根差したＥＲＭの在り方やその情報開示を考察。