この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 歴史的に考えること
-
価格:1,089円(本体990円+税)
【2025年01月発売】
ゲスト さん (ログイン) |
![]() |
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)など在庫も充実
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
価格:1,089円(本体990円+税)
【2025年01月発売】
[BOOKデータベースより]
旧約聖書の時代からディアスポラとして暮らしてきたユダヤ人。居住地に溶け込みながらもユダヤ人であり続けたのはなぜか?彼らの現在の暮らしに密着した長期調査から、ユダヤ人の記憶の本質に迫る。
ディアスポラと記憶
[日販商品データベースより]第1部 ブエノスアイレスのユダヤ人が生きる現在(ユダヤ人とは誰か;ブエノスアイレスのユダヤ人)
第2部 ユダヤ人の住まい(おばあちゃんのチキンスープ―ユダヤ法と家庭の味;過ぎ越し祭の「順番」と物語)
第3部 ユダヤ人の記憶(家の中で想起される記憶;「私たちの記憶」のありか―AMIA爆破テロの記憶とアーカイブ)
第4部 重さと軽さの只中で(「ユダヤ的」な重みから逃れる;本を放ち、軽やかに歩く)
終章 それでもなおユダヤ人であること
重いリュックを背負って、しなやかに歩む!
旧約聖書の時代から
ディアスポラとして暮らしてきた彼らが、
今もユダヤ人であり続けるのはなぜか?
ある場所からの出立は、ユダヤ史において繰り返されてきた光景であった。
出エジプト、バビロニア軍による追放(第二次バビロン捕囚)、
ローマ軍の侵攻で第二神殿が崩壊した後の各地への離散(ディアスポラ)、
レコンキスタ後のイベリア半島からのユダヤ人追放、
ナチスのホロコーストからの逃亡……。
ユダヤ人の歴史の長さと重みに比して、
著者がアルゼンチンで出会ったユダヤ人は、
ブエノスアイレスの自由な空気を享受し軽やかに生きているように見えた。
きわめて厳格な宗教法にもほとんど拘束されない。
それでもなおユダヤ人であるのは、なぜ・どのようにしてなのか。
きわめて曖昧ながらもたしかに存在する、現代に生きるユダヤ人の生き方を描く。
ユダヤ性の核心に迫り、
ユダヤ人やユダヤ教のイメージを覆す
ユダヤ人の生活に2年間密着した長期調査にもとづく
日本で初めての、ユダヤについての文化人類学の本。
世界的にも、文献調査を中心としないユダヤ学の本は珍しい。
イスラエル在住経験もある著者が、
敬虔ではない、世俗的ユダヤ人にフォーカスする。
ユダヤ教の教義や原理原則が、
実際の生活や儀礼のなかでどれだけ尊重され、
どれだけ換骨奪胎されているのか。
それでもなお残っているものは何か。
すべての皮をむいた後に浮かび上がる
ユダヤ性の核心に迫る。