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[BOOKデータベースより]
1 冬の扇―平成九年〜平成二十年
[日販商品データベースより]2 滴り―平成二十年〜平成二十四年
3 二つ蝶―平成二十五年〜平成二十八年
4 竜の玉―平成二十九年〜平成三十一年
◆第一句集
水筒の蓋の磁石や小鳥来る
日常に命を輝かせている小さな生き物を詠む
(序より・和田順子)
◆自選十句
ただひとり行く花人となるために
抽斗の隅隅までの秋日和
滴りに鋼の光ありにけり
踏切の向かうもひとり後の月
ひつそりとひつそりと枇杷の花ざかり
死とはもう月のショパンを聴けぬこと
人体の骨は二百余寒に入る
ぼうたんに編上靴の来て止まる
草の花だまつて咲いてをりにけり
悲しみは淋しさとなり竜の玉