『三国志』の英雄 劉備玄□と孫権

新・人と歴史　３９

清水書院
林田慎之助　

• 価格: 1,980円（本体1,800円＋税）
• 発行年月: 2020年08月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784389441395

内容情報

[BOOKデータベースより]

三国時代に覇業をなしとげた劉備玄徳と孫権を主人公に、彼らが乱世の混沌から抜け出して覇者たりえた軌跡を辿り、彼らの人間的魅力の源泉に迫る。同著者が先に刊行した『新・人と歴史　曹操』に続いて書き下ろした最新の作品である。

１　劉備玄徳の章（『三国志』蜀書の成り立ち；徐州牧劉備の誕生；群雄の一角に割り込む；伏竜孔明を新野城に迎える；孫権に救いを求める；天下三分の形勢を切り開く；蜀の盟主となる；漢室の再興を孔明に託す）
２　諸葛孔明作「梁甫の吟」の章（自分を知る者のために死力を尽くす；三士を称して臥竜、鳳雛、水鏡；体制に順応しない拒絶の精神；野に遣賢を求める；無から有を生ず；私心なき純粋率直な生き方）
３　孫権の章（声望をはせた孫氏父子；孫権をささえた若き賢能の士；赤壁の戦いに臨む孫権；流転めまぐるしい外交策；呉の経済的基盤固められる；皇帝即位後に呉の衰退始まる；孫権みずからの不明を恥じる；麒麟の老いては駑馬に劣る）

[日販商品データベースより]

『三国志』の時代に覇業を達成したのは、魏の曹操、蜀の劉備玄�ｺ、呉の孫権である。本書は同一著者による『三国志の英雄』の第2弾で、劉備玄�ｺと孫権が覇者たり得た人間的魅力をつぶさにみる。