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- 会計構造の深層論理
-
真の複式簿記システムの探究
- 価格
- 5,940円(本体5,400円+税)
- 発行年月
- 2020年08月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784502354717
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[BOOKデータベースより]
簿記・会計の初歩的教科書において「取引」を説明する際には、交換取引、損益取引および混合取引から説明するのが一般的である。交換取引は損益の増減をもたらさない取引であり、資産、負債、純資産(資本)だけで成立する取引であるとされ、簿記・会計の出発点とされている。果たしてそうであろうか。商品を購入するという取引はこの商品に便益価値を見出したということであり、現金を支払うということは何らかの犠牲を払ったということではないだろうか。本書は、取引の背後には深層的な構造が潜在し、この深層構造が会計理論において最も重要なものであり、理論構築の出発点は深層構造におくべきであると主張するものである。
第1章 会計の深層構造
[日販商品データベースより]第2章 収支的貸借対照表論と会計の深層構造
第3章 現在原価会計と会計の深層構造
第4章 公正価値会計と会計の深層構造
第5章 利速会計と会計の深層構造
第6章 キャッシュ・フロー会計と統合会計システム
第7章 統合会計システムと深層統合会計システム
第8章 通常会計システムの総合的計算構造
第9章 深層統合会計システムの総合的計算構造
簿記は損益の増減をもたらさない交換取引から説明される。しかし、これは表面に現れている取引にすぎず、背後には深層的な構造が潜在し、理論構築の出発点であると主張する。