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NHK出版 貴志謙介
点
東京五輪が開催され、高度成長の象徴としてノスタルジックに語られる1964年。しかし、その実態はどうだったのか。膨大な記録映像と史資料を読み解き、見えてきたのは、首都の「闇」。すなわち、いまも残る、この国の欠陥だった―。
プロローグ 漂白された記憶第1章 東京地獄めぐり第2章 忘れられた人生第3章 ブラック・ソサエティ第4章 虚妄のホワイトカラー第5章 首都圏=USA第6章 五輪をめぐる幻想第7章 宴のあとエピローグ 一九六四/二〇二〇
東京五輪が開催され、高度成長の象徴としてノスタルジックに語られる1964年。しかし、その実態はどうだったのか。膨大な記録映像と史資料を読み解き、見えてきたのは、首都の「闇」。すなわち、いまも残る、この国の欠陥だった――。労働者搾取、格差社会、性差別、猟奇犯罪、東京一極集中、一党支配、対米依存、汚職・隠蔽、そして疫病の蔓延――。日本中を震撼させたNHKスペシャル「東京ブラックホールU 破壊と創造の1964年」が、待望の書籍化!1964年、膨張を続ける首都・東京。その実相がこの本であらわになる。■都民1000万の糞尿は東京湾沖合に流される■赤痢、チフス、コレラが流行する疫病都市だった■生活苦にあえぐ労働者は、みずからの血を売った■五輪マネーをめぐって汚職が激増。都庁は「腐敗の巣窟」だった■ヤクザの襲名披露で、自民党副総裁が祝辞を述べた■少年犯罪は戦後のピークに。中流家庭の子弟が凶悪事件を起こす■米軍機墜落事故が続発。ベトナム戦争は東京ではじまった■六本木・赤坂ではスパイが暗躍し、カネと情報が交換された■五輪閉幕後、戦後最悪の不況が訪れた------------------ 失われた記憶をよみがえらせるための強力な手がかりは、国内外に残された一万本を超える記録映像である。フィルムに刻印された映像から得られるものは多い。さまざまな光景が時を超えて、思いがけない意味を獲得し、一九六四年のリアルが「忘却の海」から姿を現しはじめる。(略) 埋もれていた映像からよみがえるのは、繁栄の陰でさまざまな矛盾に苦しめられ、不安と焦燥に苛(さいな)まれる無数の人生だった。一九六四年の記憶の大半は、「忘却の海」に沈められていた。わたしたちは紋切り型のイメージを除けば、この年の劇的な出来事をほとんど何も知らないのである。(プロローグより抜粋)
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東京五輪が開催され、高度成長の象徴としてノスタルジックに語られる1964年。しかし、その実態はどうだったのか。膨大な記録映像と史資料を読み解き、見えてきたのは、首都の「闇」。すなわち、いまも残る、この国の欠陥だった―。
プロローグ 漂白された記憶
[日販商品データベースより]第1章 東京地獄めぐり
第2章 忘れられた人生
第3章 ブラック・ソサエティ
第4章 虚妄のホワイトカラー
第5章 首都圏=USA
第6章 五輪をめぐる幻想
第7章 宴のあと
エピローグ 一九六四/二〇二〇
東京五輪が開催され、高度成長の象徴としてノスタルジックに語られる1964年。しかし、その実態はどうだったのか。膨大な記録映像と史資料を読み解き、見えてきたのは、首都の「闇」。すなわち、いまも残る、この国の欠陥だった――。
労働者搾取、格差社会、性差別、猟奇犯罪、東京一極集中、一党支配、対米依存、汚職・隠蔽、そして疫病の蔓延――。
日本中を震撼させたNHKスペシャル「東京ブラックホールU 破壊と創造の1964年」が、待望の書籍化!
1964年、膨張を続ける首都・東京。その実相がこの本であらわになる。
■都民1000万の糞尿は東京湾沖合に流される
■赤痢、チフス、コレラが流行する疫病都市だった
■生活苦にあえぐ労働者は、みずからの血を売った
■五輪マネーをめぐって汚職が激増。都庁は「腐敗の巣窟」だった
■ヤクザの襲名披露で、自民党副総裁が祝辞を述べた
■少年犯罪は戦後のピークに。中流家庭の子弟が凶悪事件を起こす
■米軍機墜落事故が続発。ベトナム戦争は東京ではじまった
■六本木・赤坂ではスパイが暗躍し、カネと情報が交換された
■五輪閉幕後、戦後最悪の不況が訪れた
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失われた記憶をよみがえらせるための強力な手がかりは、国内外に残された一万本を超える記録映像である。フィルムに刻印された映像から得られるものは多い。さまざまな光景が時を超えて、思いがけない意味を獲得し、一九六四年のリアルが「忘却の海」から姿を現しはじめる。(略)
埋もれていた映像からよみがえるのは、繁栄の陰でさまざまな矛盾に苦しめられ、不安と焦燥に苛(さいな)まれる無数の人生だった。一九六四年の記憶の大半は、「忘却の海」に沈められていた。わたしたちは紋切り型のイメージを除けば、この年の劇的な出来事をほとんど何も知らないのである。(プロローグより抜粋)