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- 週刊 東洋経済 2020年 7/11号
-
週刊 東洋経済新報社
- 価格
- 730円(本体664円+税)
- 発売日
- 2020年07月06日
- 判型
- A4変
- JAN
- 4910201320707
- 雑誌コード
- 20132-07/11
ビジネスリーダー必読の本格派総合経済誌
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土砂降りの長雨のように経済活動に打撃を与えているのが、新型コロナウイルス。多くの企業や個人が資金繰りの不安にさらされています。そうした中で、積極的に「傘を差し出す=融資をする」ことで、大きな役割を果たしているのが銀行です。
しかし、銀行の現場は、利益度外視で傘を貸しているわけではありません。政府からの利子補給があり、ビジネスとして立派に成り立つからこそ、蛇口を全開にしているのです。
湯水のように融資を拡大すると何が起こるか。言うまでもなく融資先には事業継続が難しい「問題企業」も含まれています。そうした大口融資先に貸し込み続ければ、不良債権の増大によって経営の屋台骨を揺るがしかねない――。1990年代から2000年代初頭のバブル処理を経験している銀行マンには、そんな不安が頭をよぎります。
アフターコロナに向けて何が起こるのか。激動の中にある銀行の近未来を占う総力特集をお届けします。
【特集】銀行 地殻変動
Prologue 銀行の企業救済でくすぶる時限爆弾
Part1 コロナがもたらす銀行の変貌
無利子無担保で積極融資 初めて傘貸す銀行の本気
融資合戦の陰で進む 「メインバンク」争奪戦
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Part2 メガにも押し寄せる地殻変動
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Part3 アフターコロナに待ち受ける時限爆弾
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