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- PDCAマネジメント
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日経BPM(日本経済新聞出版本部) 日経BPマーケティング
稲田将人- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 2020年06月
- 判型
- B40
- ISBN
- 9784532114244
[BOOKデータベースより]
本書は、PDCAを、職場や会社に、組織として導入するための実践的ノウハウを解説したものです。著者はトヨタの自動車工場でPDCAの作法を徹底的に学び、マッキンゼーを経て、様々な業界の事業再生に関わってきた経営コンサルタントです。ビジネスストーリー『戦略参謀』『経営参謀』の著者としても知られています。PDCAのそもそもの由来に始まり、なぜPDCAを生かせていない会社が多いのか、「組織のPDCA」を実践するための作法、P(挑戦)・D(実施)・C(学習)・A(進化)それぞれのプロセスの要諦まで、事例を挙げながら丁寧に解説していきます。PDCAという言葉や概念は知っているものの、会社や組織運営に生かせていないと感じているすべてのビジネスピープル、とりわけマネジャー、役員、経営者にとって必読の書です。
第1章 PDCAとは何か?何のために使われるのか?
第2章 PDCAの基本作法
第3章 P:取り組むべき課題の定義と施策の決定
第4章 D:確実な実施のために行うべきこと
第5章 C:結果から「意味合い」を読み取り、次の打ち手につなげる
第6章 A:カイゼン PDCAの精度向上とバリュー・チェーンの進化
○「PDCA」誰もが知るビジネススキルの概念だが、この言葉ほどわかった気になって、それぞれ勝手な解釈で使われる言葉はない。PDCAはもともと製造業のTQC活動から始まった現場の実践的なマネジメント手法。ところが最近のビジネス書棚では個人の仕事術、ダンドリ手法のひとつとして取り上げられる例が目立つ。これだと部分最適はできても組織全体の全体最適は実現できない。
○本書はPDCAの本来の使い方であり、トヨタなどの優良企業で実践されている、組織・チームで仕事をするマネジャー層の読者を想定した、マネジメントのためのPDCA入門である。
○著者によれば、着実に成長している一部の優良企業を除き、日本企業でPDCAがまともに廻っているところは少ないという。PDCAは「プラン・ドゥ・シー」の「仮説と検証」プロセスに加え、A(改善、改革、進化)が欠かせないが、P・DやP・D・Cのみで、Aの解釈があいまいな場合が多い。
○本書では主要業務(開発、商品、営業、販促)で着実にPDCAを廻していくために、「業務の定義」「現状の把握法」「帳票の設計」「会議の運営」「人的要素」「立ち上げ方」まで落とし込んで、具体的な方法を教えていく。