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[BOOKデータベースより]
妙仙寺にて(終行に辿りつくのはいつ;重い荷物;妙仙寺にて ほか)
[日販商品データベースより]耳凪ぎ目凪ぎ(かくれんぼ;部屋の内外;めぐる季節 ほか)
遠ざかる時刻(光芒;殃禍;ナナ ほか)
さりさりとかすかな音
剥がれる闇
その音のうえに手をかざしている
めぐりめぐっていつのまにかその手が風化する (「定点幻想」)。
めぐりつづける記憶と現在
「起点はたしかにあったのに/終点なく/ながれて消えた詩は/今むやみにわたしの腫瘍をかきむしる」(「終行に辿りつくのはいつ」)。くぐりぬけた体験から、今ここに〓みだすもの。
しなやかな練達の筆法で闇の深みに降りていく、11年ぶりの新詩集。装幀=井原由美子