- 知的障害/発達障害のある子の育て方
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- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2020年04月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784065193099
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【2020年02月発売】
[BOOKデータベースより]
「これから」に備えて「いま」できること。障害のとらえ方から家庭でのかかわり方まで子どもの育ちを促すためのヒントが満載!ひと目でわかるイラスト図解。
第1章 もしかしたら、この子は…(気がかりなサイン1―「育てにくさ」「ほかの子との違い」を感じやすい;気がかりなサイン2―言葉を「話さない」ことより「聞いてわかるか」に注目を ほか)
[日販商品データベースより]第2章 知っておきたい知的障害・発達障害の特性(「障害」のとらえ方1―障害とは支援が必要な特性のある状態;「障害」のとらえ方2―特性ごとに障害名は違うが重なり合うことも ほか)
第3章 「これから」のことを見通しておこう(この先、どうなる?―子どもは成長する。不安の先取りはしなくてよい;育ちを伸ばす・支える―「今、必要なこと」にていねいに対応していく ほか)
第4章 育ちを支える家庭でのかかわり方(保護者の役割―大切にしたい、子どもが安心できる関係・環境;環境を整える1―「わかりやすい共通のルール」を設定しよう ほか)
第5章 「困った!」に対処するヒント(基本の考え方―困った行動には必ず意味・理由がある;パニックを起こしやすい―泣き叫んで暴れるのにも理由がある ほか)
ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリースペシャル》
【これからに備えて、いまできること】
よそのお子さんはとっくにできていることが、うちの子はまだできない。「ママ」や「パパ」という言葉を口にしない。簡単な会話も成立しない。何度注意しても走り回る――親が育てにくさを強く感じているお子さんには、発達のかたより(発達障害の傾向)や、発達の遅れ(知的な遅れ)があると考えられる場合が少なくありません。
育てにくさの背景にあるのは、知的発達の遅れだったり、自閉症スペクトラムやADHDといった発達障害の特性だったりします。知的障害が認められても、程度が軽ければ、乳幼児期には「のんびりした子」などとして見過ごされていることもあります。また知的障害のお子さんのなかには、自閉症スペクトラムやADHDの特性がみられることも多くあり、子育ての困難さ、負担感がより一層高まりやすくなります。
本書では、知的障害や発達障害への理解を深めながら、保護者に求められるかかわり方を示していきます。今、お子さんが必要としていることはなにか、育ちを伸ばし支えるためにどう対応していけばよいか、具体的な働きかけ方を紹介します。
【主なポイント】
*「育てにくさ」と「言葉」に気がかりなサインが
*知的障害と自閉症スペクトラム・ADHD・LDの関係
*特性ごとに障害名は違うが重なり合うことも
*就学前は問題なくても就学後に「勉強」でつまずきやすい
*進学・就労への道筋はいろいろある
*言葉かけの基本、指示は「はっきり、短く、具体的に」
*制度や福祉サービスの活用は、子育て支援を担当する窓口で相談を
*パニック、じっとしていられない……。困った行動に対処するヒント
【監修者プロフィール】
■徳田克己(とくだ・かつみ)
筑波大学医学医療系教授、教育学博士、臨床心理士。専門は子ども支援学、子育て支援学、気になる子どもの保育。筑波大学発ベンチャー企業「子ども支援研究所」の所長として、各地で講演をおこない、育児に悩むお母さんやお父さんからの相談に応じている。『具体的な対応がわかる 気になる子の保育――発達障害を理解し、保育するために』(チャイルド本社)、『こうすればうまくいく!知的障害のある子どもの保育』(中央法規出版)など、著書、監修書多数。
■水野智美(みずの・ともみ)
筑波大学医学医療系准教授、博士(学術)、臨床心理士。「子ども支援研究所」副所長。『はじめよう! 障害理解教育――子どもの発達段階に沿った指導計画と授業例』(図書文化社)、『こうすればうまくいく!自閉症スペクトラムの子どもの保育』(中央法規出版)など著書多数。