[日販商品データベースより]
鹿の歯医者さん「しかしか」は大いそがし
ぐらぐら。ぐらぐら。歯がぬけそうで、でも、ぬけない。
前歯が生えかわりそうなぼくに声をかけてきたのは、動物の歯医者さんをやっている鹿だった。
いろんな動物たちの歯のお悩みを、「しかたがない」「やるしかない」などと、しかしか言いながら「たしかな」治療を施す鹿先生。そして、居合わせたのも何かの縁と、手伝うことになったぼく。
生き物たちの歯の多様性をユニークに紹介しながら、歯の大切さを伝える絵本です。
【編集担当からのおすすめ情報】
この絵本には、のび続ける歯、毒が出る歯、何度も生えかわる歯、など、人間の歯とは違う動物たちのいろいろな歯が出てきますが、共通して言えるのは、歯は生きていくうえでとても大切、ということです。
歯の生えかわり時期の子や、歯みがきの習慣を身につけたい子に、ぴったりの絵本です。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- こどもずかんのりもの777英語つきしゃしんバージョン
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2022年12月発売】
- ねむりのこびと
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2025年03月発売】
- 仮面ライダーガヴ ゴチゾウ&変身フォーム大ずかん
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2025年02月発売】
- こどもずかん どうぶつ777 英語つきしゃしんバージョン
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2025年04月発売】
- おなかのこびととおくちのこびと
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2024年03月発売】
「しかしか」?その不思議な響きにピン!ときたら、ほら、もう読まずにはいられませんね。さてさて、その正体は?そう、鹿の歯科(歯医者さん)。「歯科」と聞けば、大人も子どももひるむかもしれませんが、大丈夫。この柔和なオーラの鹿さんですからね。主人公は、歯がぐらぐらしている男の子。そこに現れたのが、鹿先生という訳ですね。そうこうしているうちに、次々と動物の患者がやってきて、男の子はその治療を手伝うことに。実は、いろいろな動物たちの歯の特性や多様性も織り込まれた、科学絵本でもあるのです。この知識、友だちや先生にも教えたくなる!?しかも、言葉遊び(ダジャレ)付き。こちらも、次の日から使ってみたくなることまちがいなし。それもそのはず、独特な視点と、軽妙な言い回しが魅力の山田マチさんの文章に、自称“素は100%お笑い系”の岡本よしろうさんが絵を担当しているのですから。知らず知らずに、歯への愛おしさも、た“しか”に育んでくれると思います。歯医者さんの待合室にも一冊、置いておいてほしい作品です。
(子どもの本コーディネーター 中村康子)
子供が自分自身の成長を“自覚“できる、最初の体験は「乳歯が抜ける」ことだと思います。
歯がグラグラし始めた未知の体験への不安感、高揚感を、
絵本の主人公と共に「かつて子供だった大人たち」は思い出し、
これから体験する子供たちは、一緒にドキドキします。
そして、意図せずハプニングで抜けてしまうと言うラストに、「そう言う事もあるのか」と、納得したウチの子達。実際ハプニングで抜けたので、ますます説得力が増しました。(かありんさん 40代・東京都 男の子8歳、男の子6歳、女の子4歳)
【情報提供・絵本ナビ】