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黒テントとともに歩んだ50年
作品社 梅山いつき
点
いかに演劇は世界を変革できるか。佐藤信と黒テントの「運動」の軌跡と現在。1970年、佐藤信と黒テントの旅が始まった…。佐藤は、仲間たちと「運動としての演劇」というテーゼを掲げ、演劇創作を広く社会に開いた「運動」として展開していく。それは、一体どのような活動だったのだろうか。黒テントという集団と共に、佐藤が手がけた舞台はどのように変化していったのだろうか。半世紀近く経った今、佐藤はどこを旅しているのだろうか…
序文 あたらしい道に寄せて(佐藤信)はじめに 旅の始まり第1章 逃走からの闘争―一〇代の創作活動第2章 定式からの脱却―アンダーグラウンド・シアター自由劇場と初期作品第3章 都市空間の変容とアングラ演劇の旅第4章 運動としての演劇―演劇センター68結成第5章 昭和の終焉―喜劇昭和の世界三部作第6章 たたかう民衆の演劇からアジア演劇へ第7章 「わたくし」の公共性第8章 波止場の劇場あとがき 大いなる「問い」
いかに演劇は社会を変革できるか?佐藤信と 黒テントの「運動」の軌跡と現在1970年、佐藤信とアングラ劇団・黒テントの旅が始まった……。佐藤は、仲間たちと「運動としての演劇」というテーゼを掲げ、演劇創作を「運動」として展開していく。それは、いったいどのような活動だったのだろうか。黒テントという集団と共に、佐藤が手がけた舞台はどのように変化していったのだろうか。半世紀近く経った今、佐藤はどこを旅しているのだろうか……佐藤信の言葉は、時に黒テントを鼓舞し、時に挑発しながら、「運動」と分かちがたく一体のものであった。佐藤信が「テキストに仕掛けられ時限爆弾」と呼ぶものは、一つには、黒テントがその時々に掲げたテーゼに呼応する部分であり、運動の痕跡とも言えるものである。それを事件的なものとして神話化するのではなく、「雷管」を外すように、言葉と向き合ってみたらどうなるか。この「雷管」が外された時、姿を現すのは、時代を超えた普遍的な「問い」であり、それは、創作の初期から70年代にかけて追求されてきた「変革を妨げるものの正体とは何か」という問いだ。これは60年安保闘争を契機として生まれたものではあるが、例えば、なぜ米軍基地の移設も、原発の再稼働も止められないのかといった現在進行形の問題を思い起こせば、時代を超えて問われ続けなければならない「問い」と言えるはずだ……。(あとがきより要約)
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[BOOKデータベースより]
いかに演劇は世界を変革できるか。佐藤信と黒テントの「運動」の軌跡と現在。1970年、佐藤信と黒テントの旅が始まった…。佐藤は、仲間たちと「運動としての演劇」というテーゼを掲げ、演劇創作を広く社会に開いた「運動」として展開していく。それは、一体どのような活動だったのだろうか。黒テントという集団と共に、佐藤が手がけた舞台はどのように変化していったのだろうか。半世紀近く経った今、佐藤はどこを旅しているのだろうか…
序文 あたらしい道に寄せて(佐藤信)
[日販商品データベースより]はじめに 旅の始まり
第1章 逃走からの闘争―一〇代の創作活動
第2章 定式からの脱却―アンダーグラウンド・シアター自由劇場と初期作品
第3章 都市空間の変容とアングラ演劇の旅
第4章 運動としての演劇―演劇センター68結成
第5章 昭和の終焉―喜劇昭和の世界三部作
第6章 たたかう民衆の演劇からアジア演劇へ
第7章 「わたくし」の公共性
第8章 波止場の劇場
あとがき 大いなる「問い」
いかに演劇は社会を変革できるか?
佐藤信と 黒テントの「運動」の軌跡と現在
1970年、佐藤信とアングラ劇団・黒テントの旅が始まった……。佐藤は、仲間たちと「運動としての演劇」というテーゼを掲げ、演劇創作を「運動」として展開していく。それは、いったいどのような活動だったのだろうか。黒テントという集団と共に、佐藤が手がけた舞台はどのように変化していったのだろうか。半世紀近く経った今、佐藤はどこを旅しているのだろうか……
佐藤信の言葉は、時に黒テントを鼓舞し、時に挑発しながら、「運動」と分かちがたく一体のものであった。
佐藤信が「テキストに仕掛けられ時限爆弾」と呼ぶものは、一つには、黒テントがその時々に掲げたテーゼに呼応する部分であり、運動の痕跡とも言えるものである。それを事件的なものとして神話化するのではなく、「雷管」を外すように、言葉と向き合ってみたらどうなるか。
この「雷管」が外された時、姿を現すのは、時代を超えた普遍的な「問い」であり、それは、創作の初期から70年代にかけて追求されてきた「変革を妨げるものの正体とは何か」という問いだ。これは60年安保闘争を契機として生まれたものではあるが、例えば、なぜ米軍基地の移設も、原発の再稼働も止められないのかといった現在進行形の問題を思い起こせば、時代を超えて問われ続けなければならない「問い」と言えるはずだ……。(あとがきより要約)