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価格:7,700円(本体7,000円+税)
【2019年01月発売】
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[BOOKデータベースより]
小説、戯曲、そして映画に至るまで「ヌーヴォー・ロマン」の枠を超えた活動でいまなお読みつがれるマルグリット・デュラス(1914‐1996)。小説で描かれる電話の声、映画にみられるオフの声など、その作品にはつねに、何処からとも知れず到来する“声”の存在があった。本書が狙いを定めるのは、日常性には還元できない中間的な領域―現前と不在、生と死―をたゆたう“幻前する声”にほかならない。
1 虚空と沈黙(「夜明けの光」のセレナーデを歌うのは誰か?―『かくも長き不在』における“声”の幻前;声なき身体、静かなる犯罪―『イギリスの愛人』に寄せて)
2 映画と“声”(デュラス、“声”をめぐるエクリチュールの試み―声の現前と不在の間で;声とまぼろしの風景―デュラス、ストローブ=ユイレ、ポレ、足立における移動撮影)
3 新たなる視角へ向けて(どのように呼びかける(呼ぶ)のか―マルグリット・デュラスにおける名前の力;声の宛て先―デュラスとヤン・アンドレア;デュラスは本当に声の作家だったのか?)