- 近現代日本語の「誤用」と言語規範意識の研究
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- 価格
- 7,150円(本体6,500円+税)
- 発行年月
- 2020年02月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784823410116
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[BOOKデータベースより]
「誤用」・言語規範意識について
[日販商品データベースより]1 副詞“全然”をめぐる言語規範意識について(言語規範意識記述を日本語史研究資料としてどう考えるか―2人の研究者の“全然”をめぐる記述を例に;“全然”に関する国語学者浅野信の言語規範意識―昭和10年代を中心に;『青い山脈』(昭和22年)の「全然同意ですな」について―「変な軍隊用語」とは?;平成新聞記事に見られる“全然”に関する言語規範意識)
2 現代日本語の「誤用」「気づかない意味変化」の事例について(慣用句“気がおけない”の「誤用」について;“世間ずれ”の「誤用」について;“名前負け”の「誤用」について;“嗚咽”の「気づかない意味変化」について―一般雑誌記事を契機とした言語変化研究の一例)
3 昭和期言語研究・言語規範意識研究のための新資料について(昭和前期の総合月刊誌における新資料(その1)「現代語考」(昭和10年);昭和前期の総合月刊誌における新資料(その2)「語学者ばかりの座談会」(昭和11年);昭和10年代の国語学・国語教育・日本語教育―専門誌に見られる言語規範意識;新資料「ひまわり女学生新用語辞典」(昭和25〜27年)について)
本書は、副詞“全然”に関する昭和10〜20年代を中心とした学界・一般社会双方における規範意識の考察や、現代日本語における「誤用」の定番例として知られている “気がおけない”・“世間ずれ”・“名前負け”等の使用実態と言語規範意識についての考察を行い、さらに昭和戦前〜20年代の日本語の実態とそれに関する言語規範意識の研究に役立つ新資料の紹介およびそれを用いた研究の実例をも示したものである。