- へんかしらそうかしら
-
- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2020年02月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784790254003
[BOOKデータベースより]
かぼちゃ、へんかしらそうかしら。ばったー、へんかしらそうかしら。ふたこぶらくだ、へんかしらそうかしら。ほしうお、へんかしらそうかしら。
[日販商品データベースより]バッタのバッター、かっとばせ〜!内田麟太郎先生のナンセンス絵本です。高部晴市先生の美しい色彩の原画は、一枚一枚、多色多版のガリ版で刷られています。見開きの絵を眺めるだけでも想像力がかきたてられますね。同音異義語やナンセンスの面白さに小さい頃から親しんでいると、言葉のセンスも磨かれるそうです。ぜひ親子で、目で音で楽しんでみてください。
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「かぼちゃ へんかしら そうかしら」ん?「ばったー へんかしら そうかしら」……へん、じゃないですよね?どういうことでしょう。あ!絵本を見れば納得。これは確かになんだか、へん。続けて「ふたこぶらくだ」、「ほしうお」に「くも」も。見れば見るほど、結構へんです。つまりこれは、同音異義語を使った言葉遊び絵本。知っている言葉が増えれば増えるほど、時々ひっかかるのが同じ発音なのに意味が違ってくる言葉。「はな」は花なの?鼻なの?っていう、あれです。日本語にはそんな言葉がいっぱい。「どういうこと!?」と叫ぶ前に。「どうしておんなじ響きなの!!」と頭を抱え込む前に。内田麟太郎さんと高部晴一さんコンビがつくり出す「ナンセンス絵本」の世界にどっぷりはまってみるのがおすすめ。だって、広い野原で大きなバッタがバッターボックスに立ち、かっとばそうとしている姿を見てください。「ほしうお」が美しい夜空に堂々と浮かんでいる姿を見てください。こんな「へん」な世界を味わえるのは、日本語がちょっとややこしいからこそ、なんじゃないかしら。……考え方、へん?そうかしらね。とにもかくにもジワジワと笑いが込みあてくるこの絵本。多色多版のガリ版で描かれた味わい深い絵と合わせて「クセ」になりそうです。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
子どもの頃に、「したじき」といって大きな舌だけの絵を描いて喜んでいた自分を思い出します。
言葉いじりで変な絵を描いて満足しているような少年でした。
でも、こんな発想は今は浮かんできません。
大人で遊べる内田さんと高部さんは間違いなく変です。
それもかなり異常に変です。
「しまうま」にはぎょっとしました。
お日さまの表情と、険しい表情の魚は夢に出てきそうです。(ヒラP21さん 60代・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】