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[BOOKデータベースより]
東南アジア大陸部の戦争と地域住民の生存戦略をみる視点
[日販商品データベースより]第1部 国家政策からの選択的逸脱が生存戦略となった事例(総力戦期における北部ベトナムの地域住民の生存戦略―銃後の女性たちの経験と語りから;低強度戦と東北タイ辺境開発史への背理/合理を生きた50年―ある共産党拠点跡地に暮らす農民らの半生から)
第2部 生業転換が生存戦略となった事例(ラオス中部地域にみる被戦争社会の変容と地域住民の生存戦略―戦争期の組織的移住と生活再建を中心に;ポル・ポト時代後の内戦下における女性たちの生計戦略―カンボジア・シェムリアップ市を事例として;山茶が動かす冷戦史―冷戦期タイ国北部山地における人口構成の変遷)
第3部 宗教活動が生存戦略となった事例(ミャンマーにおける戦争と中国国境周辺地域の変容―少数民族タアーン(パラウン)の生存の技法;マージナルな存在を生きる―ベトナム南部カトリック信徒の戦中・戦後史)
戦中・戦後の生存戦略と被戦争社会に関する仮説
長期にわたり種々の戦争が継続した東南アジア大陸部において、犠牲者としてのみ見られがちな地域住民は戦中・戦後の社会変化にどのような「生存戦略」をもって関わってきたのか。オーラルヒストリーを重視し、勝者の戦後史とは異なる「被戦争社会」の実相を描く。