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- ポリネシアのごはん
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- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2020年01月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784540191633
[BOOKデータベースより]
世界各国の家庭で食べられている日常的な食事を、管理栄養士の視点からわかりやすく解説。食事にまつわる習慣や、日本では見られないような料理道具などから、その国の文化や自然背景などがわかり、世界を見る新たな視点が養われます。その国の代表的な料理のレシピを紹介しており、実際につくることができます。
一日の始まりは早いのです
家の周りには食べ物がいっぱいあります
晩ごはんは時間をかけて
台所の様子を覗いてみると
大昔、東南アジアから人が渡ってきました
作物をそれぞれにあった土地に植えました
ヨーロッパ人がやってきて生活が変わりました
買い物に行きましょう
一週間の料理です
特別な日につくる伝統料理があります
楽しく食べるのがマナーです
食事は一年中あまり変化がありません
遠く離れているのに食事は似ています
ポリネシアのごはんをつくってみましょう
もう少しポリネシアのごはんの話
フランス領のタヒチではパンノキの実やタロイモが主食だったが、現在はパンが欠かせない。伝統的な料理にフランスや中国の料理が混在する現在の食を紹介。特別なお祝いに食べるバナナの葉を使った石蒸し料理も。
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【2009年02月発売】
南太平洋のハワイ、ニュージーランド、イースター島を結んだ三角形の地域”ポリネシア”。その中のタヒチ島に暮らす一家をモデルに、普通の日と特別な日の食事を紹介する絵本。
大昔に東南アジアから渡ってきた人たちが住み着き、培っていった生活は、ヨーロッパ人がやってきて激変した。伝統的な食事は、ヨーロッパ人好みの気候に合わない無理な食事に変わっていき、島で取れるタロイモやパンノキなどにとって代わって高額な輸入食品が食事の主要部分を占めるようになった。
フランス政府は高級リゾート化や核実験などを島民に無理やり納得させ、環境破壊をし島民の命の源である食も奪った。この絵本では触れられていないが、意外と知らないタヒチやポリネシアの歴史を改めて調べてみたら、かなり悲惨な状況で絶句した。
一見、この世の楽園であるような南国の島々には、外部の人間からの侵略の歴史や失われた島の豊かさがあると知り、世界の見方が変わった。
南洋の国々に肥満の人が多い理由が、なんとなくこの食事の風景からわかったような気がする。(渡”邉恵’里’さん 40代・東京都 )
【情報提供・絵本ナビ】