この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 生きる演技
-
価格:2,475円(本体2,250円+税)
【2024年03月発売】
- 坂下あたると、しじょうの宇宙
-
価格:770円(本体700円+税)
【2023年03月発売】
- 恋の幽霊
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2023年07月発売】
- ぼくはきっとやさしい
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2019年02月発売】
- ふたりでちょうど200%
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2020年11月発売】
[BOOKデータベースより]
高校生の毅は詩を書いているが、全く評価されていない。一方、親友のあたるの小説には多くのファンがいて、新人賞の最終候補にも残っている。しかも、あたるは毅が片想いしている女子と付き合っていて、毅は劣等感でいっぱいだった。ある日、小説投稿サイトにあたるの偽アカウントが作られる。「犯人」を突き止めると、それはなんとあたるの作風を模倣したAIだった。あたるの分身のようなAIが書く小説は、やがてオリジナルの面白さを超え始め…。あたると違って、おれに才能はない。だけど友だちのために、最後に、書きたい―芥川賞作家が文学にかける高校生を描くエンタメ青春小説。
[日販商品データベースより]自分には才能がない。
高校生の毅(つよし)は詩を書いているが、全くといっていいほど評価されていない。
一方、親友のあたるには才能があった。
彼は紙上に至情の詩情を書き込める天才だった。
多くのファンがいて、新人賞の最終候補にも残っている。
しかもあたるは毅が片想いしている可愛い女子と付き合っていて、毅は劣等感でいっぱいだった。
そんな中、小説投稿サイトにあたるの偽アカウントが作られる。
「犯人」を突き止めると、それはなんとあたるの作風を模倣したAIだった。
あたるの分身のようなAIが書く小説は、やがてオリジナルの面白さを超えるようになり――。
誰かのために書くということ。誰かに思いを届けるということ。
芥川賞受賞作家が、文学にかける高校生の姿を描いた青春エンタメ小説。
【プロフィール】
町屋良平(まちや・りょうへい)
1983年東京都生まれ。
2016年『青が破れる』で第53回文藝賞を受賞してデビュー。
2019年『1R1分34秒』で第160回芥川賞を受賞。
その他の著書に『しき』『ぼくはきっとやさしい』『愛が嫌い』『ショパンゾンビ・コンテスタント』がある。