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[BOOKデータベースより]
二つの世界大戦は社会のすべてを動員する総力戦であり、そこで重要だったのが経済だった。本書では総力戦下の経済学者たちの言説がどんな役割を果たしたか、戦後にどう影響したかを追う。英米独日の経済抗戦力を経済学者はどのように判断したのか。経済学はイデオロギー対立のなかにどのように巻き込まれたのか。マルクス経済学、さらには西洋思想への対抗手段とされた日本経済学とは。第32回石橋湛山賞受賞作に最新の研究成果を加筆。
第1章 河上肇―戦時下の経済思想の「先駆け」(ナショナリスト・河上肇;河上が体験したドイツの戦時経済体制 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 陸海軍と経済学者(国防に利用される経済;陸軍秋丸機関(陸軍省戦争経済研究班)の結成 ほか)
第3章 経済新体制をめぐって(イデオロギー対立のなかに置かれた経済新体制案;柴田敬―一般均衡理論とマルクス経済学の統合 ほか)
第4章 思想戦のなかの経済学(思想対策の手段とされた経済学;『国体の本義』の経済思想 ほか)
第5章 「近代経済学」とは何だったのか(「近代経済学」が意味するところ;高田保馬の苛立ち―日本の社会科学の低水準 ほか)
第一次大戦から第二次大戦にかけて、社会はあらゆる資源・思想を動員する総力戦を経験した。そこで重要な役割を果たしたのが経済であり、本書では総力戦に直面した経済学者たちの思想や行動を追う。彼らの「経済学」は、当時の日本社会でどのような役割を担い、戦後にどのような影響を残したのか。また、あらゆる研究が政治的対立に利用される状況で、何を目指し、どう学問的発展を遂げたのか。第32回石橋湛山賞受賞。