[BOOKデータベースより]
いつもきげんがわるくてプーッとしているてっちゃんは、テツコ・プーとよばれていました。ある朝、プーッとしていたら、あらら、とんでもないことに…4・5歳から。
[日販商品データベースより]いつも、きげんがわるいので
テツコ・プーってよばれている女の子。
朝はとくべつにきげんがわるくて
弟にやつあたりして、おかあさんに怒られ、
ますますプーっとしていたら、
おやおやなんと
からだがふくらんで、
風船みたいに空に
飛んでいってしまいました。
テツコプーは、お家に帰れるのでしょうか?
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いつも機嫌が悪くて、プーーッとしてるからテツコ・プー。なんだか可愛らしい響きです。この絵本の主人公です。でも、今朝はまた特別に不機嫌、プーッとした気持ちでいっぱい。だから朝ごはんの時に、弟をつねったら、お母さんに怒られて。ますますプーッとして、あやまらないのがテツコ・プー。「いつまでもプーッとしていると、 ふうせんみたいにふくらんで、 どっかにとんでっちゃいますよ」まさか。そう思っていると、テツコ・プーのからだは本当にふくらんできて、ぷわりと浮いた!そして、そのまま窓から飛び出して、ふわふわと空高く飛んでいってしまったのです。どうなる、テツコ・プー!?こんな風に赤い水玉のパジャマを着て、大好きなぬいぐるみを抱えて、ふわふわな髪の毛のテツコ・プーちゃんは、とってもチャーミング。たとえ、ほっぺたをふくらませて、眉をキリリとあげて、口元をぎゅっとへの字に結んでいたとしてもね。とっても可愛い。だけどね、困っちゃうのはテツコ・プー。いつも怒ってるのはちょっと疲れるし、だからと言って笑うタイミングは逃しちゃうし、そもそもなんで不機嫌なのかもわからない。そんな時はね、ちょっと深呼吸して力を抜いて。口もとをちょっとだけ上げてみれば……ほーら、誰かが抱きとめてくれるよ。作者の児島なおみさんから、そんな優しく包み込むような視線を感じるこの作品。「プーッとしている気持ちの下に、どんな心が隠れているのかな。」実際にてっちゃんという女の子からインスピレーションをもらって生まれたのだそう。テツコ・プーな子も、そうでない子も、親子で一緒に笑いながら楽しめたらいいですよね。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
お話し、面白かったです。
ほんとうにふうせんになってしまったけど
風も、カラスも、木もわりと親切で、会話が楽しかったです。
それと、さすがお母さん。
ちゃんと降りる方法も教えて、受け止めてくれました。
いい子になって良かったわね。(capellaさん 70代以上・大阪府 )
【情報提供・絵本ナビ】