- 豊臣政権の形成過程と大坂城
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- 価格
- 9,350円(本体8,500円+税)
- 発行年月
- 2019年12月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784757609167
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[BOOKデータベースより]
豊臣政権形成過程についての研究史
[日販商品データベースより]第1部 豊臣政権の形成過程をめぐって(「清須会議体制」下の羽柴秀吉の政治的立場と課題―その居城構築と洛中支配・居所のあり方をめぐって;本願寺の貝塚・天満移座と羽柴秀吉の紀州攻めについて;「大坂遷都論」再考―羽柴秀吉の政権構想をめぐって;羽柴秀吉の五畿内支配構想―大村由己「柴田退治記」の史料批判を通じて;天正十〜十三年における三好信吉(豊臣秀次)の動向について;大阪築城工事開始頃の秀吉縁者の居所と行動―『大日本史料』十一編之四所収、二通の羽柴秀吉書状の検討を通じて)
第2部 大坂城の構築と秀吉の政権構想をめぐって(大坂城本丸普請をめぐる諸問題―石垣用材の搬入・積み上げと普請の実態をめぐって;豊臣期大坂の「惣構」をめぐる諸問題;慶長三〜五年の大坂城普請について―「三之丸築造」をめぐる諸問題;豊臣秀吉による京・大坂の居城構築とその政権構想―大坂城と妙顕寺城・聚楽第・伏見城の造営をめぐって;松平忠明の大阪城「三ノ丸懐平・市街地開放」をめぐって)
本研究のまとめと今後の課題
豊臣政権の形成過程および大坂城の築造経過と構造にかかわる諸論考を収録した。前者では天正十年六月の清須会議から十三年七月の関白任官に至る約三年間の政権構想について論じ、後者ではその政権の本拠地として整備された大坂城と城下町の築造過程や構造の解明を目指した。さらに豊臣政権下における大坂城と京都の諸居城の構築過程の検討を行ない、秀吉の政権構想と居城の在り方との強い関連をも明らかにした。