- モンタージュ小説論
-
文学的モンタージュの機能と様態
叢書記号学的実践 30
- 価格
- 3,520円(本体3,200円+税)
- 発行年月
- 2019年12月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784801004603
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[BOOKデータベースより]
「意識の流れ」「コラージュ」「ポリフォニー」など、読書行為が「組み立て」となる小説が数多く生み出されてきた。本書はこうした小説を「モンタージュ」という概念から捉え直し、制作手法からばかりではなく、「縞模様」と「紐づけ」をキーワードに作品受容の観点から制作/読解の手法を実践的に検討することで、分析装置としての「モンタージュ」を鮮やかに提示する。
序
第1章 二つの文学的モンタージュ(分裂した辞書的定義;フォトモンタージュと文学的モンタージュ;映画のモンタージュと文学的モンタージュ)
第2章 “縞模様”と“紐づけ”(物語装置としてのモンタージュ;カットを指摘することの難しさ;時空間的モンタージュの問題点;引用モンタージュの問題点;“縞模様”と“紐づけ”)
第3章 モンタージュ小説の類型論(さまざまな縞模様;モンタージュ小説のテーマ的分類)
結論