- 民道主義
-
日本の民主主義を担う主体形成の課題
芙蓉書房出版
大熊忠之
- 価格
- 3,520円(本体3,200円+税)
- 発行年月
- 2019年12月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784829507797

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[BOOKデータベースより]
日本の民主主義の後退をくい止め脆弱な社会体質を強化する足がかりとして全く新しい概念「民道主義」を提唱する!これからの時代を生き抜く考え方を身につけるための一冊。
序章 民道主義―民主政を担う主体形成
[日販商品データベースより]第1章 日本人の受動性と歴史経験
第2章 日本の政治文化再考
第3章 日本語の表記法と言語システムの形成
第4章 行為主体の形成と国民教育
第5章 市場のグローバル化と福祉国家の後退
第6章 文化の商品化と公共性の喪失
終章 民道主義運動と結社について
日本の民主主義の後退をくい止め、脆弱な社会体質を強化する足がかりとして全く新しい概念「民道主義」を提唱する!
グローバル経済の発展に伴い「民主主義」の限界が見えてきた
社会の公共性喪失、金融業の暴走、福祉国家の後退、言語表現能力の低下、国民教育の限界……
これからの時代を生き抜く考え方を身につけるための一冊
“民道主義運動は政党活動ではない。それはあくまでも個人の人間形成のための自己研修運動である。しかしこの運動が連携すれば、われわれは経験したことのない社会形成の扉を開くことになる” (本書「はじめに」より)
“民主主義もグローバル市場も実在するモノではない。それは言語による記述と多くの人々の経験から構成される実体である。日本の民主政や経済は、「危機」「転換期」「曲がり角」という修飾語つきで表現されてきた。それは、恰も民主政や市場経済を操作可能なモノと捉え、その外部に発言者自身の視点をおく表現であるが、民主政の主体とは、読者自身の経験を含む行為体であることを会得していただきたい” (本書「あとがき」より)