中世地方寺院の交流と表象

塙書房
岡野浩二　

• 価格: 16,500円（本体15,000円＋税）
• 発行年月: 2019年11月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784827313062

内容情報

[BOOKデータベースより]

序論
第１編　地方仏教の競合関係と僧侶の往来（天台宗の地方展開と南都・真言宗；聖教奥書からみた僧侶の往来）
第２編　寺院経営をめぐる地方・中央の矛盾（筑前国観世音寺の組織と経営；勝尾寺と摂津国の山岳寺院）
第３編　山岳修行者と観念世界（平安時代の山岳修行者；七高山薬師悔過と七高山阿闍梨）
第４編　中近世における古代的権威の創出（常陸国東城寺と最仙・広智；備前国児島の五流修験）
結論

[日販商品データベースより]

地方に展開する寺院の競合関係と僧侶の往来、地方寺院と中央主要寺院との関係等の「交流」と、祖師譚等の「表象」という視角から中世とその前後の時代の地方寺院を考察。