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国境を越えた人材流動化と国際化への指針
白桃書房 藤本昌代 山内麻理 野田文香
点
欧州の教育・雇用制度と若者のキャリア形成第1部 教育訓練システムと雇用システムとの連動(各国の教育訓練システムの特徴;各国の雇用システムと教育訓練システムとの補完性;欧州の高等教育改革―ボローニャ・プロセスが目指す調和と標準化)第2部 各国の労働制度、教育制度および高度専門職の働き方(欧州の労働と社会保障に関する制度と専門職の研究経緯;ドイツの教育訓練システムとキャリア形成;フランスの高等教育と学位・免状・資格制度;高等教育修了者の就職における学歴インフレと文理格差;フランスの管理職・専門職の長時間労働とノブレスオブリージュの瓦解;科学技術立国スイスの研究支援人材―リサーチ・アドミニストレーターの実態と動向;仏ジャーナリストの専門職化と専門教育の変容―組合組織が支えるジャーナリズム学校の序列化)今後の高等教育修了者の働き方の展望
佐藤博樹東京大学名誉教授(現中央大学大学院教授)の推薦コメントもオビに!日本の国際競争力の強化等の課題にあたり、大学教育のあり方や、また新卒一括採用などの人事制度が批判の対象となることが多く、根拠として米国に言及されることが多いが、本書の著者たちは、政府主導型の教育・雇用制度を持つことの多い欧州の方が比較するのに妥当と言う。本書は経済学・政治学・社会学のバックグラウンドを持つ編著者が、それを活かして行った調査・分析の集大成である。2部からなり、第I部「教育訓練システムと雇用システムとの連動」は欧州各国の教育制度、労働市場への入職のしくみの整理、欧州の教育制度の標準化への制度変革などについてまとめている。第II部「各国の労働制度,教育制度および高度専門職の働き方」は、欧州および米国の労働制度について概観し、ドイツ、フランスの教育制度を詳述する。そして高度専門職の転職、定着の傾向の違いが発生する制度的要因を分析し、フランス、スイスにおける専門的職業従事者の働き方、キャリアについてまとめている。佐藤教授には「欧州の高等教育と雇用制度の関係を包括的に分析する本書は、日本における大学から企業への移行や、リカレント教育における大学の貢献などに関して有益な視点を提供しよう」 との推薦の辞をいただいており、社会的にも大きな注目を集めるこの分野の研究において、本書が欠くことのできない書籍となるのは間違いない。
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1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
一覧を見る
[BOOKデータベースより]
欧州の教育・雇用制度と若者のキャリア形成
[日販商品データベースより]第1部 教育訓練システムと雇用システムとの連動(各国の教育訓練システムの特徴;各国の雇用システムと教育訓練システムとの補完性;欧州の高等教育改革―ボローニャ・プロセスが目指す調和と標準化)
第2部 各国の労働制度、教育制度および高度専門職の働き方(欧州の労働と社会保障に関する制度と専門職の研究経緯;ドイツの教育訓練システムとキャリア形成;フランスの高等教育と学位・免状・資格制度;高等教育修了者の就職における学歴インフレと文理格差;フランスの管理職・専門職の長時間労働とノブレスオブリージュの瓦解;科学技術立国スイスの研究支援人材―リサーチ・アドミニストレーターの実態と動向;仏ジャーナリストの専門職化と専門教育の変容―組合組織が支えるジャーナリズム学校の序列化)
今後の高等教育修了者の働き方の展望
佐藤博樹東京大学名誉教授(現中央大学大学院教授)の推薦コメントもオビに!
日本の国際競争力の強化等の課題にあたり、大学教育のあり方や、また新卒一括採用などの人事制度が批判の対象となることが多く、根拠として米国に言及されることが多いが、本書の著者たちは、政府主導型の教育・雇用制度を持つことの多い欧州の方が比較するのに妥当と言う。
本書は経済学・政治学・社会学のバックグラウンドを持つ編著者が、それを活かして行った調査・分析の集大成である。2部からなり、第I部「教育訓練システムと雇用システムとの連動」は欧州各国の教育制度、労働市場への入職のしくみの整理、欧州の教育制度の標準化への制度変革などについてまとめている。第II部「各国の労働制度,教育制度および高度専門職の働き方」は、欧州および米国の労働制度について概観し、ドイツ、フランスの教育制度を詳述する。そして高度専門職の転職、定着の傾向の違いが発生する制度的要因を分析し、フランス、スイスにおける専門的職業従事者の働き方、キャリアについてまとめている。
佐藤教授には「欧州の高等教育と雇用制度の関係を包括的に分析する本書は、日本における大学から企業への移行や、リカレント教育における大学の貢献などに関して有益な視点を提供しよう」 との推薦の辞をいただいており、社会的にも大きな注目を集めるこの分野の研究において、本書が欠くことのできない書籍となるのは間違いない。