- 黙殺
-
報じられない”無頼系独立候補”たちの戦い
集英社文庫 はー51ー1
- 価格
- 924円(本体840円+税)
- 発行年月
- 2019年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784087440492
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[BOOKデータベースより]
無頼系独立候補―著者はメディアに取り上げられないまま選挙に敗れた候補たちをこう呼んだ。選挙は、候補者全員にドラマがある。各々が熱い思いで工夫をこらし、独自の戦いをしている。何度敗れても、また新たな選挙に挑む底抜けに明るい候補者たち。単行本刊行後のマック赤坂やN国・立花孝志を追ったあとがきも追加。皆さんの政治観を大きく覆す第15回開高健ノンフィクション賞受賞作。
第1章 マック赤坂という男(踊り続ける男;「おれは変えたいんだよ、この国を」;ビジネスの成功者は下ネタが好き ほか)
[日販商品データベースより]第2章 選挙報道を楽しく変えてみた(選挙を楽しめない日本人;「泡沫候補」と呼ばれて;新聞が決めていた「泡沫候補」の基準 ほか)
第3章 東京都知事候補21人組手(5年半で4回の都知事選;政策論争なき選挙;小池百合子は最初に手を挙げていない ほか)
"落選また落選! 供託金没収! それでもくじけずに再挑戦!
選挙の魔力に取り憑かれた泡沫候補(=無頼系独立候補)たちの「独自の戦い」を追い続けた20年間の記録。
候補者全員にドラマがある。各々が熱い思いで工夫をこらし、独自の選挙を戦っている。
何度選挙に敗れても、また新たな戦いに挑む底抜けに明るい候補者たち。
そんな彼・彼女らの人生を追いかけた記録である。
2017年 第15回 開高健ノンフィクション賞受賞作
【目次】
第一章/今、日本で最も有名な「無頼系独立候補」、スマイル党総裁・マック赤坂への10年に及ぶ密着取材報告。
第二章/公職選挙法の問題、大手メディアの姿勢など、〝平等""な選挙が行なわれない理由と、それに対して著者が実践したアイデアとは。
第三章/2016年東京都知事選挙における「主要3候補以外の18候補」の戦いをレポート。
【選考委員、大絶賛! 】
キワモノ扱いされる「無頼系独立候補」たちの、何と個性的で、ひたむきで、そして人間的なことか。――姜尚中氏(政治学者)
民主主義とメディアについて、今までとは別の観点で考えさせられる。何より、作品として実に面白い。――田中優子氏(法政大学総長)
ただただ、人であることの愛おしさと愚かさを描いた人間讃歌である。――藤沢 周氏(作家・法政大学教授)
著者の差し出した時代を映す「鏡」に、思わず身が引き締まる。――茂木健一郎氏(脳科学者)
日本の選挙報道が、まったくフェアではないことは同感。変えるべきとの意見も賛成。――森 達也氏(映画監督・作家)
(選評より・五十音順)
【著者プロフィール】
畠山 理仁(はたけやま みちよし)
1973年、愛知県生まれ。早稲田大学第一文学部在学中の1993年より雑誌を中心に取材・執筆活動を開始。関心テーマは政治家と選挙。著書に『記者会見ゲリラ戦記』(扶桑社新書)、『領土問題、私はこう考える! 』(集英社)。取材・構成として『日本インディーズ候補列伝』(大川豊著、扶桑社)、『10分後にうんこが出ます』(中西敦士著、新潮社)、『新しい日米外交を切り拓く』(猿田佐世著、集英社)なども担当。"