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- 脇坂副署長の長い一日
-
- 価格
- 869円(本体790円+税)
- 発行年月
- 2019年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784087440454
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[BOOKデータベースより]
スリルと謎に満ちた24時間!人気アイドルが一日署長を務める日、彼女の薬物使用の密告が入る。同時に署内の不祥事が発覚!?副署長の脇坂はイベントの裏で事態の収拾に駆け回るが、派閥争いや癒着問題が絡み、事態は複雑化。一方、脇坂の妻子も深夜に姿を消していた。次々と発生する事件を追うと、ひとつの共通項が見えてきた!猛スピードの展開、驚くべき結末が快感。全く新しい警察官小説。
[日販商品データベースより]それは地元出身のアイドル・キリモエが一日署長を務めるというイベント当日。賀江出署副署長の脇坂に思いも寄らぬ報告が上がった。
病欠していた若い巡査部長・鈴本が、事故現場から逃走した……?
ただでさえマスコミの注目が集まる大事な一日。そんな日に、あってはならぬ身内の不祥事か、それとも……?
収拾を一任された脇坂だが、捜査を進める内に、誰も予想し得ない事態に次々と直面する。
一方で、脇坂自身の家庭内でも、前夜から妻と息子の双方に不可解な行動があり、それに気付いた娘・由希子から想定外の連絡が続いていた。
職場も家庭も、どちらを見ても謎ばかり。同時多発する出来事に、休む間も無くひとり立ち向かわざるを得ない脇坂。
生粋の警察官として職務を全うする脇坂が最後に辿り着く、複雑極まりない事の真相とは……?
緻密にして奇想溢れる、唯一無二の真保裕一ワールド。読み始めると止まらない、分刻みノンストップ・ミステリー! !
【著者略歴】
真保裕一(しんぽ ゆういち)
1961年生まれ。アニメーション製作に携わった後、91年『連鎖』で第37回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。96年『ホワイトアウト』で第17回吉川英治文学新人賞、97年『奪取』で第10回山本周五郎賞と第50回日本推理作家協会賞、2006年『灰色の北壁』で第25回新田次郎文学賞を受賞。ミステリーを書き続ける一方、『覇王の番人』『天魔ゆく空』『猫背の虎 動乱始末』などの歴史時代小説も執筆し、読者層を広げる。近著は『レオナルドの扉』『赤毛のアンナ』などがある。