- 沖縄記憶と告発の文学
-
目取真俊の描く支配と暴力
大月書店
尾西康充
- 価格
- 2,860円(本体2,600円+税)
- 発行年月
- 2019年11月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784272612390

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[BOOKデータベースより]
本土の欺瞞を撃ち、沖縄の内なる暴力を告発する、目取真俊の文学に応答する批評集。
1(“知る”ことと“語る”ことの倫理―目取真俊の文学を考えるために;「風音」―死と性をめぐる記憶の葛藤;「水滴」―地域社会における支配と言葉;「魂込め」―地域における集権主義と“嘘物言い”;「眼の奥の森」―集団に内在する暴力と“赦し”;「群蝶の木」―暴力の共犯者と家父長的権威;「虹の鳥」―“依存”と“隷属”の社会)
[日販商品データベースより]2(霜多正次「虜囚の哭」―強制された共同体;霜多正次「沖縄島」―戦後沖縄社会の群像;大城立裕「棒兵隊」と大城貞俊「K共同墓地死亡者名簿」―沖縄戦を書き継ぐこと;又吉栄喜「ギンネム屋敷」―沖縄戦をめぐる民族とジェンダー;真藤順丈「宝島」―「生成流転する沖縄の叙事詩」)
基地反対闘争の最前線に身を置き続ける芥川賞作家・目取真俊は、小説の中では沖縄の地域共同体に内在する権力・差別・暴力を鋭く描きだしてきた。その作品群と向き合いながら「本土」と沖縄の関係を問い直そうとする批評集。