「名経営者」はどこで間違ったのか

ゴーンと日産、２０年の光と影

ＰＨＰ研究所
法木秀雄　

• 価格: 1,650円（本体1,500円＋税）
• 発行年月: 2019年11月
• 判型: 四六判
• ISBN: 9784569843551

内容情報

[BOOKデータベースより]

はじめに―光の５年間と、影の１５年間
名門の凋落―「両横綱」日産はなぜ、経営危機に陥ったのか
ゴーン氏登場の遠因となった「４つの大失敗」―無謀だった「大プロジェクト」
「金の卵」を手に入れたルノー―日産はなぜ“格安”で買収されたのか
大成功の５年間―日産リバイバルプランはどれほどの成功を収めたのか
ゴーン改革はなぜ成功したのか―４つの要因
なぜゴーン氏は、日産を短期間で変えることができたのか―「ＷＨＹ」から考えることの意義
ゴーン改革に内包された「構造的な欠点」―２００５年から始まっていた「衰退の兆候」とは
日産を苦しめた「拙速かつ近視眼的な施策」―ゴーン氏の「失敗の本質」はどこにあったのか
「ゴーン後」の日産が採るべき道とは？
「同じ過ち」を繰り返さないために―日産とゴーンの２０年が教えてくれること
おわりに―日本の現場力を再び輝かせるために

[日販商品データベースより]

元日産自動車北米副社長。ＢＭＷジャパン、クライスラージャパンのトップ。そして早稲田大学ビジネススクール教授。
そんな経歴を持つ著者だからこそ書ける「ゴーン改革の真実」とは？
約20年に及んだ「カルロス・ゴーンの日産」は、ゴーン氏の突然の逮捕によって幕を閉じた。あれから１年、いまだ日産が混乱を続けている理由は「ゴーン氏の負の遺産」にあると著者は指摘する。それは一体どういうことなのか？
本書は、２０年にわたるゴーン氏の経営を総括し、その「真の評価」を明らかにするもの。「ゴーン氏以前」の日産の諸問題から、「日産リバイバルプラン」の真の成功要因、そして、その後の「転落劇」の要因はどこにあったのかを解き明かす。
成功と失敗のすべてが詰め込まれた最強のケーススタディ。