- 縮小する日本社会
-
危機後の新しい豊かさを求めて
生命科学と現代社会
- 価格
- 3,740円(本体3,400円+税)
- 発行年月
- 2019年10月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784585243021
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[BOOKデータベースより]
人口が減少し産業や消費は縮小し始めている。日本はどうなるのか。本書は社会の転換を、さまざまな地域と方法論から分析し、食の生産のゆくえを探る。また農産物のブランド化や伝統産品の輸出戦略など新たな生産のあり方を考え、縮みゆく社会の中で豊かさを享受する方法を提案する。
はじめに―縮小と豊かさの萌芽
[日販商品データベースより]序論 縮小社会と里山
座談会 縮小する生産の現場と現代日本社会
第1章 縮小する都市から考える「農」ある豊かな暮らし
第2章 人口減少期の国土計画―ストーリーからデータへ
第3章 縮小する生産現場と獣害
第4章 縮小する生産の再生―伝統野菜から
第5章 農業を起点とするプレイス・ブランディングの可能性―丹波市のブランド資産とブランド構造に関する検討
第6章 地域資源・産品の知識から考える縮小とその共有化と継承への課題
人口減少とそれに伴う日本社会の産業や消費の縮小は、地域社会や都市圏に広がっており、日本の国内では生産の現場と担い手が大きく変容している。例えば「里地」が「里山」に、「里山」がもののけ姫の世界である「奥山」になろうとしている。
社会全体がシュリンクするという、今までにはなかった状況のなかで、獣害、生産人口減少、サプライチェーンの崩壊などが連動して起きる可能性が指摘されている。
しかし一方で、ビッグデータを用いた国土計画、市民とともに取り組む都市の農業・地域の再生、農産物のブランド化や伝統産品の輸出戦略など、新しい方向性も次々に生まれている。
本書は社会の転換を、地域社会、地方都市などさまざまな地域と方法論から分析を試み、食の生産のゆくえを見定めるとともに、地域のブランド化・ブランド産品に代表されるような新たな生産のあり方を探り、縮小期において豊かさを享受する方法の提案を行っていく。