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- ヒッピー世代の先覚者たち
-
対抗文化とアメリカの伝統
小鳥遊書房
鍬谷書店
中山悟視
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2019年10月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784909812193
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[BOOKデータベースより]
ヒッピーは、いつあらわれ、どこからやってきたのか…。1960年代のアメリカに湧き上がったアメリカの対抗文化(カウンターカルチャー)とともに、その諸先輩たちの思想、そして、継承されるヒッピー世代を文学作品などを通して再検討する。
遍在するヒッピー
[日販商品データベースより]第1部 反逆と文学、反逆の文学(超越主義の伝統と音楽的身体の共振―『オン・ザ・ロード』からソローへ;エマソンとヒッピーの共振点―反権威主義と信仰;“文化”への不満としてのポー―南部、ケルト、アメリカ文学史の形成;「壁に掛けられない絵」から「出版できない真実」へ―ヘミングウェイで測る対抗と主流の距離 ほか)
第2部 抵抗とメディア、抵抗のメディア(ウッドストック世代のロックとその先輩たち;エルヴィス・プレスリーの文化的定位;デッド・エンド、バッド・シーズ―『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』と対抗文化の政治学;ソロー・リバイバルと対抗文化の作法―アメリカ精神文化の想像力 ほか)
継承されるヒッピー文化(ニルヴァーナとバーニングマン―ヒッピー世代の後輩としてのふたりの二一世紀作家の振る舞い)
ヒッピーは、いつあらわれ、どこからやってきたのか……。
ソロー、エマソン、ポー、ケルアック、ヘミングウェイ、ヘンリー・ミラー、サローヤン、ヴォネガット、ウッドストック世代、プレスリー、ソロー・リバイバル、ナット・ターナー、ニルヴァーナ、バーニングマン…など、1960年代のアメリカに湧き上がったアメリカの対抗文化(カウンター・カルチャー)とともに、その諸先輩たちの思想、そして、継承されるヒッピー世代を文学作品、映画、音楽などを通して再検討する。
【目次】
序章(中山悟視)
第T部:反逆と文学、反逆の文学
1章.超越主義の伝統と音楽的身体の共振――『オン・ザ・ロード』からソローへ(小椋道晃)
2章.エマソンとヒッピーとの共振点――反権威主義と信仰(亀山博之)
3章.<文化>への不満としてのポー――南部、ケルト、アメリカ文学史の形成(貞廣真紀)
4章.「壁に掛けられない絵」から「出版できない真実」へ――ヘミングウェイで測る対抗と主流の距離(大森昭生)
5章.流れと対抗――ヘンリー・ミラーの「エンカウンター」という試み(井出達郎)
6章.ウィリアム・サローヤンとヒッピー文化――「美しい白い馬の夏」を読む(舌津智之)
7章.ヒッピーと笑い――ヴォネガットが愛したドタバタ喜劇(中山悟視)
第U部:抵抗とメディア、抵抗のメディア
8章.ウッドストック世代のロックとその先輩たち(村上東)
9章.エルビス・プレスリーの文化的定位(飯田清志)
10章.デッド・エンド、バッド・シーズ――『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』と対抗文化の政治学(塚田幸光)
11章.ソロー・リバイバルと対抗文化の作法――アメリカ精神文化の想像力(中垣恒太郎)
12章.ナット・ターナーは再復活されうるか?――ネイト・パーカーの『バース・オブ・ネイション』を巡る騒動とその顛末(白川恵子)
継承されるヒッピー文化
終章:ニルヴァーナとバーニングマン――ヒッピー世代の後輩としてのふたりの二一世紀作家の振る舞い(藤井光)