- 海と空のあいだに
-
石牟礼道子全歌集
- 価格
- 2,860円(本体2,600円+税)
- 発行年月
- 2019年10月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784863291959
[BOOKデータベースより]
…1943年〜2015年の未発表短歌を含む670余首を収録…『苦海浄土』(1969)刊行以前に詠まれた初期短歌と『アニマの鳥』(1999、のち『春の城』)刊行前後から詠まれた短歌を中心に集成。
冬の山
満ち潮
道生
泡の声
わだちの音
白猫
春蝉
うから
春衣
木霊
白痴の街
火を焚く
雪
氾れおつる河
藻
にごり酒
指を流るる川
海と空のあいだに
鴉
廃駅
あらあら覚え
石牟礼文学の出発点ともいえる短歌の、
1943年〓2015年の未発表のものを含む670余首を収録。
『苦海浄土』(1969)刊行以前に詠まれた初期短歌と『アニマの鳥』
(1999、のち『春の城』)刊行前後から詠まれた短歌を中心に集成。
石牟礼道子は『苦海浄土』『椿の海の記』『天湖』『春の城』等々、たくさんのすぐれた作品を書きのこした。長い作品もあれば短編も書いたし、味わい深いエッセイの類も非常に多い。さらに詩を書き、俳句・短歌も詠んだ。能の台本もある。石牟礼道子の作家活動は多面的だった、と言って良い。 さて、その文学的出発点に何があったかと考えると、短歌は無視できない。(「解説」から)
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