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- スタンフォードで学んだ最強の意思決定
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メンバーの知恵を錬成する実践手法
日経BPM(日本経済新聞出版本部) 日経BPマーケティング
籠屋邦夫- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2019年10月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784532323028
[BOOKデータベースより]
「即断即決」は、ただの妄想だ!スタンフォードで学び、マッキンゼーで活躍した著者が解説!「弱い個」病、「全能の神」症候群、「責任放棄」症候群などを克服し、全員の知恵を最善の意思決定へと練り上げていく方法を伝授する。
1 「決められない病」を分析する(「弱い個」病;「衆知破壊」病;「意味不明」病;「積み上がらない/噛み合わない」病)
2 4ステップで「衆知錬成」力を鍛える(「独力」力を強化し、「弱い個」を克服する;衆知を破壊せず、活性化させる;衆知を実体化し、見えるようにする;衆知を構造化する実践手法;成功のカギを握るワークショップ)
3 意思決定の7つのプロセス―新国立競技場建設論争をケースに(全体像を把握、ベクトルを合わせる;論点を洗い出し、意味合いを抽出する;基本3要素を階層化する;選択肢の設定と定性比較;収益測定方法の明確化と数値の読み;4つのツールで定量分析する;総合的な優位性を比較する;暫定的結論とネクストステップから最終的意思決定へ;新国立競技建設問題を振り返って)
スタンフォードで意思決定の技を学び、
マッキンゼーでその腕を磨いた著者が
「みんなの知恵」を束ねる手法を解説する。
日本企業は「意思決定が遅い」「決まったことが実行されない」と言われており、
このことがホワイトカラーの生産性低下につながっている。
著者の診立てによると、その原因は下記のとおりだ。
1「弱い個」病……些末な事象に難癖をつけて遅らせる「真面目だが真剣ではない症候群」
「我が社は2年で売上げを2倍にする」などと、願望と意思決定をはき違えている「全能の神症候群」
2「衆知破壊」病……ポジションパワーによる恫喝も辞さない「ガバナンス違反」
失敗したらどうするのか、ばかり指摘する「アイデアキラー」
3「意味不明」病……「確かに市場性はあるが、儲かるかどうか。結局は人なんだよね……」などと、どうとでもとれる
もっともらしいことしか言わない「解釈困難」症候群
4「積み上がらない」病…1つ1つの指摘はごもっともだが、議論が前に進まない「揚げ足取り症候群」
「そもそも、こうなんじゃないか」と突如議論をぶちこわす「ちゃぶ台返し症候群」
こうした症状を防ぎ、みんなの知恵を束ねて意思決定につなげる「衆知錬成の意思決定手法」を
解説するのが本書である。
◎衆知錬成の意思決定手法の7つのプロセス
プロセス1検討課題の明確化・共有化=ビジョンステートメント
プロセス2論点の洗い出しと意味合い抽出=フォースフィールド・ダイアグラム
プロセス3意思決定基本3要素の階層化=ディシジョン・ファクター・ヒエラルキー
プロセス4選択肢の設定と定性比較=ストラテジーテーブルと戦略テーマおよび「売り・瑕疵」
プロセス5収益測定方法、明確化と戦略の読み=インフルエンスダイアグラム作成と数字のアセスメント
プロセス6定量分析=ベースケース分析、感度分析、ディシジョンツリー分析と累積確率曲線
プロセス7収益以外の価値判断尺度も含めた全体判断=バリュートレードオフ
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