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[BOOKデータベースより]
幕末に洋学者として出発し、維新後は明六社社員として立憲政治の啓蒙に努めるも、のちに天賦人権説を否定した東京大学初代綜理・加藤弘之(1836‐1916)―。加藤の唱えた社会進化論が明治国家の思想に与えた影響を考察し、学者としての加藤の実像に踏み込み、近代日本の形成期における社会進化論と国体論の相剋/親和を描き出す。
第1章 国家思想の構築と社会進化論の受容
[日販商品データベースより]第2章 「優勝劣敗是天理矣」―『人権新説』の思想世界における“万物法”
第3章 明治二十年前後における“優勝劣敗”思想の深化
第4章 明治国家の確立と“天則”の主張
第5章 日清戦争前後の「道徳法律」論
第6章 日露戦後における社会進化論の行方―“自然”一元論の提唱
補章 加藤弘之による「追遠碑」建設―大正二、三年の茨城県筑波郡訪問
終章 本書の成果と残された課題
ダーウィン『種の起源』の影響下、明治期の日本で流行した社会進化論。初代東京大学綜理・加藤弘之の主張を基にその構造を解明する。