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[日販商品データベースより]
激動のカタルーニャ現代史の中で、いま蘇る、ムンサラット・ロッチの文学と思想
戦後世代のフェミニストとしてスペイン内戦、第二次世界大戦、フランコ独裁期前後に変遷する
カタルーニャの、そして、女性たちのアイデンティティを問い続けた作家、
ムンサラット・ロッチの文学と思想を紹介
スペインで再び台頭するカタルーニャ主義……
5つの長編から明らかになる、「女性としてカタルーニャ人として」の強いアイデンティティ
『さらばラモーナ』(1972)、『さくらんぼの実るころ』(1976)、『すみれ色の時刻』(1980)、『日常オペラ』(1982)、『妙なる調べ』(1987)
スペインのバルセロナなどで話されている言語、カタルーニャ語。しかし、この言語は、フランコ独裁政権下で使用が制限され公の場での使用が禁じられていた歴史を持つ。1946年生まれの女性作家、ムンサラット・ロッチは、創作にカタルーニャ語を用い、フェミニスト的な視点から、戦争中(バルセロナ空爆)、スペイン内戦、そしてフランコ政権によるカタルーニャ抑圧とその解放後に、女性たちがどのような人生を歩いたのかを、同じ登場人物が登場する複数の長編小説の中で描き出した。本書は東京外国語大学提出の博士論文をもとに、日本ではまだ知られていない、カタルーニャ言語作家の作品像を明らかにする。
◆書評・記事情報◆
図書新聞(3434号2020年2月8日)