- 歌舞伎十八番集
-
- 価格
- 1,969円(本体1,790円+税)
- 発行年月
- 2019年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784065166130
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【2022年07月発売】
[BOOKデータベースより]
七代目市川團十郎が天保三(一八三二)年に選定した代々の当り狂言十八番より『助六』『鳴神』『勧進帳』『暫』『毛抜』『景清』『矢の根』を収録した台本集。坪内逍遙に師事し、河竹黙阿弥の養嗣子でもあった古典演劇研究の泰斗が懇切丁寧な註釈を付す。『暫』のつらね集や『外郎売』のせりふも収載。第一級史料であり、格好の観劇ガイドでもある。
歌舞伎十八番解題
[日販商品データベースより]勧進帳
景清
矢の根
毛抜
鳴神
暫
助六所縁江戸桜
付録
天保三年、市村座において七代目市川團十郎が4度目の『助六』を上演する際に「市川海老蔵流寿狂言十八番の内」と銘記したのに始まる歌舞伎十八番。以来、三百年にわたり庶民の人気を博してきた『鳴神』『暫』『勧進帳』『景清』『毛抜』などの原作脚本に、古典演劇研究の泰斗が詳細な註釈をつけた歌舞伎ファン待望の鑑賞ガイド。歌舞伎を深く味わうための必携の書。
毎日のように人気の歌舞伎役者がマスコミに登場する空前の歌舞伎ブーム。なかでも十三代目市川團十郎襲名で注目されるのが市川家代々の当たり狂言十八種目。いわゆる「歌舞伎十八番」は、天保3年(1832)3月、市村座において七代目市川團十郎が四度目の『助六』を上演する際に「市川海老蔵流寿狂言十八番の内」と銘記したのに始まる。本書では人気演目の『勧進帳』『助六』『暫(しばらく)』『景清』『毛抜』『鳴神』『外郎売』などの解題と、江戸時代以来の台本をもとに校訂した脚本に懇切な註釈をつけて歌舞伎研究の泰斗が解説。歌舞伎原作の魅力を堪能できる歌舞伎鑑賞手引きの決定版である。
原本:『評釈江戸文学叢書 歌舞伎名作集』(下巻)
〈内容〉
1 歌舞伎十八番解題
●歌舞伎十八番の意義
●演目とその由来
不破/鳴神/暫/不動/うわなり/象引/
勧進帳/助六/押戻/外郎売/矢の根/関羽/
景清/七つ面/毛抜/解脱/蛇柳/鎌髭
●人気演目の成立とあらすじ
『勧進帳』/『景清』/『矢の根』/『毛抜』
『鳴神』/『暫』/『助六』
2 歌舞伎十八番原作脚本と詳細註釈
●『勧進帳』
●『景清』
●『矢の根』
●『毛抜』
●『鳴神』
●『暫』
●『助六所縁江戸桜』
3 付録
●『暫』のせりふ・つらね集
●『外郎売』のせりふ
4 解説
児玉竜一・早稲田大学教授、演劇博物館副館長
「河竹繁俊と歌舞伎十八番集」