[BOOKデータベースより]
第1部 市場のなりたち(市場;需要と供給;限界分析 ほか)
第2部 市場と政府(公共財;外部性;政府の介入)
第3部 市場と情報(中古車の市場;労働契約;企業金融1:内部金融 ほか)
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「よりやさしく、より深く」
を追い求める本書を、次のような方々にお勧めします。
1 経済学に興味がある高校生
2 大学ではじめて経済学を学ぶ人
3 大学で経済学を教えている先生
4 金融機関や官公庁に就職する人
5 高校で政治経済の科目を担当する先生
6 経済学専攻で大学院に進もうと考えている人
7 経営学、商学、法学など隣接分野の研究者
8 主要な経済学者の考えを知りたい人
1から3の人向けに、読みやすい文体を採用しています。各章10ページくらいです
ので読み疲れしません。数式の使用は数か所にとどめ、グラフを多用して学びやすく
しています。お掃除ロボ、路線バス、Google、携帯キャリア、市立図書館、排ガス、
教育サービス、航空旅客、タクシー、中古車、就職活動、パーク(経営陣の役得)、
物言う株主、過少投資など多様な例で身近に感じていただけるよう工夫しています。
計算と暗記ばかりの経済学に疲れてしまった人にもおすすめです。
3から5の人向けに、ミクロ経済学の論点を示しています。パレート効率と最大の
総余剰、完全競争の条件、寡占の協力/非協力ゲーム、公共財、外部性、コースの
定理、ピグー税、準線形選好、補償原理、ハーサニ変換、逆選択、スクリーニング、
シグナリング、インセンティブ、不完備契約、取引コスト、市場と組織の境界など
に触れます。「経済学の理論は疑いなく正しい」と思考停止せず、理論におかれる
前提のもっともらしさや適用範囲のせまさなども議論します。
6から8の人向けに、参考文献をつけています。アダム・スミス、クールノー、
ワルラス、マーシャル、スティグラー、カルドア、ヒックス、サミュエルソン、
アロー、コース、アカロフ、ハーサニ、スペンス、スティグリッツ、マイヤース、
ジェンセン、ハートなど主要な経済学者の基本文献を中心に紹介しています。
ミクロ経済学の歴史をたどるガイドとしてご利用いただけます。
マクロ経済については『マクロ経済分析―ケインズの経済学―』、金融について
は『ファイナンス―資金の流れから経済を読み解く―』、投資については『株式
投資の理論と実際』という姉妹書をご覧ください。
新しい時代に、新しい本を出す機会をいただいたことに感謝申し上げます。