- レダの靴を履いて
-
塚本邦雄の歌と歩く
- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2019年08月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784863853744
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[BOOKデータベースより]
塚本邦雄の短歌をやわらかく、わかりやすい言葉で紐解く、塚本の薫陶を受けた著者ならではの一冊。塚本ファンはもちろん、塚本初心者の読者にこそ届けたい。塚本邦雄の短歌の魅力「美しい空白」を味わうために―。
プロローグ 美しい空白―短歌への扉
[日販商品データベースより]見えない心を言葉に―魂のレアリスムと句跨り
少女を詠んだ歌―甘くなくて怖い
言葉遊びの復活―エキスを搾り出し掬い取る
哲学辞典「、」と「。」とメリハリ―見立ての技法
読者への贈り物―省略された動詞がもたらす歌の魅力
積み重ねられた言葉の魅力―広義の本歌取り
詩歌の魅力―本歌をたどるたのしみ
花と眼の歌―鮮烈なイメージ
生き生きと甦る日常―世界を知る喜び〔ほか〕
ゆきたくて誰もゆけない夏の野のソーダ・ファウンテンにあるレダの靴
塚本邦雄の短歌をやわらかく、わかりやすい言葉で紐解く、塚本の薫陶を受けた著者ならではの一冊。塚本ファンはもちろん、塚本初心者の読者にこそ届けたい。塚本邦雄の短歌の魅力「美しい空白」を味わうために……。
八〇年代後半、若くして塚本邦雄に出逢ってしまった著者は、塚本ワールドの虜になり、塚本が語る短歌と言葉の世界に引き込まれていく。塚本亡き後、訪れた日本現代詩歌文学館で、偶然、塚本の遺品に遭遇した著者に、あの醸成された至福の時間が還ってくる。そしてふたたび、塚本の短歌とともにあるき始める。
二〇二〇年、塚本邦雄は生誕百年を迎える。
2023年5月重版決定!
書評家・作家の渡辺祐真(スケザネ)さんに推薦文をいただきました。
戦後短歌を切り拓き、今でも多くの歌人に影響を与え続けている短歌の巨星・塚本邦雄。彼の短歌を分かりたいと思った。だが、彼の作品は難しかった。そんな時助けられたのが、この本。塚本の短歌が身近になったあの感動は忘れられない。荒れ狂う言葉とイメージを?む極意がここに。短歌一般を味わうためのカギもたくさん眠っている。難解な短歌が楽しくなる一冊。