[BOOKデータベースより]
ぼくはしんだらどうなるの?だれもがもつ不安にあたたかくよりそう―
[日販商品データベースより]ぼくは、最近「死ぬこと」がこわくてたまらない。ぼくは、弱虫なんだろうか。死んだら、ぼくはどうなるんだろう。ある日、その感情を爆発させてしまったぼくに、ママはとまどう。ある日、ママと同じ介護施設ではたらくおばさんから手紙が届き……。
誰もがもっている不安とむきあった作品。
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「ぼく、さいきんしぬってことを考えると、すっごくこわい。」この一文で、絵本は始まります。「しぬ」ということが気になって、しかたがないぼく。ママが働く介護施設で仲よくなったおばあちゃんに、「しぬって、こわい?」と聞いてみたいけど、聞くことはできけません。親友のひろくんと遊んでいるときは全然こわくないのに、なんでだろう。ぼく、弱虫なのかな。本当にこわくなるのは、寝る前。ひとりでじっと考えてしまう。死んだら目を閉じたときみたいにまっくらなのかな? 何も考えられなくなっちゃうのかな? 頭から離れなくて、どうしようもなくなって、「ぼく しんだら どうなるの?」とママに聞いたぼく。「ママは、「あなたは すぐに しんだり しないから。ママが ずっと 守るから。心配しなくて いいのよ」と言ってくれたけれど、やっぱり気持ちは晴れません。それからしばらくして、一通の手紙が届きました。送り主はママと一緒に働くおばさん。その手紙を読んで、ぼくはやっと、ほっとすることができました。誰もが一度は想像するであろう「死ぬ」とはどういうことかと、その恐怖。男の子の不安そうな表情からも、目に見えない、死ぬことのこわさが伝わってきます。作者の横須賀香さんは、子育てをしながら絵本を作っているそうで、子どもの成長を見守る親ならではの視線もあたたかく感じられます。子どもに説明するのがむずかしいテーマですが、不安がる気持ちを否定することなく受け止めてくれる1冊です。
(絵本ナビ編集部 )
タイトルが気になって図書館から借りてきました。
内容が、若い子供でも死について考えるんだと意外でした。
挿絵も写真のようなリアルの絵に驚きました。
真剣に考えて、言葉に出してよかったなあと思いました。
「死ぬのが怖いのはちっとも特別なことじゃないんだって。」
に、救われた私だったし、ちょっと気が楽になったです。(押し寿司さん 60代・愛知県 )
【情報提供・絵本ナビ】