- トランスジェンダーの私がボクサーになるまで
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AMATEUR:A TRUE STORY ABOUT WHAT MAKES A MAN
毎日新聞出版
トーマス・ページ・マクビー 小林玲子(翻訳家)- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2019年08月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784620325972
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[BOOKデータベースより]
男は、なぜ闘うのか?私は、何と闘うのか?ひとりのジャーナリストが身をもって経験した「男らしさ」の意味。
二〇一五年十一月 試合当日
[日販商品データベースより]私は何をしているのか?
第1部 夏―本番五カ月前(私は「本当の男」なのか?;私は性差別主義者なのか?;私はパスしているのか?)
第2部 秋―本番二カ月前(私は気にしすぎなのだろうか?;失敗したらどうなる?;なぜ、誰も私に触れてくれないのか?;なぜ、負けてはいけないのか?;なぜ、男は闘うのか?)
一週間後
エピローグ 二〇一七年
女性として生まれた著者。しかし心の性と体の性が一致せず、30歳の時に男性になる。ただ、外見は男性になったものの、社会で「男らしく」行動するとはどういうことか、かえって悩むことに。そこで、最も男らしいとされているボクシングの世界を見ることに決め、アマチュア・ボクシングのチャリティーマッチに思い切って応募する。「男らしさ」、そして「男性」とは何なのか? 男性としても、ボクサーとしてもまだ歩き始めたばかりの自己を見つめたノンフィクション。
男はなぜ闘うのか? 私は何と闘うのか?
ひとりのジャーナリストが、
身をもって経験した 「男らしさ」の意味。
......トランスジェンダーの物語は(略)たいてい、こんな幸せの象徴とともに締めくくられる。主人公の男女は、肉体的な変化を通して、「ついに本当の自分になりました」。いい話ではあるし、実際にそういった面もあるのだろう。(略)けれど私の物語はそこでは終わらない。終着点は、まだはるか遠くにある。
私は30歳で転身を果たした「男の初心者」で、私の体は人間という存在の真実を明かしている。(略)けれど自分の体になじめばなじむほど、その持ち主として期待されることへの居心地の悪さは深まった。(略)なぜ、男は闘うのか? 本書は、その答えを見つけるまでの物語だ。(本文より)