この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 自己肯定感を育む保育
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2022年08月発売】
- 大学教授こそこそ日記
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2023年12月発売】
- 子どもをあらわすということ
-
価格:2,530円(本体2,300円+税)
【2025年03月発売】
- 発達障害の子の性のルール
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2024年09月発売】
- 先輩が教えてくれる!新人保育士のきほん 第2版
-
価格:1,958円(本体1,780円+税)
【2025年02月発売】
[BOOKデータベースより]
保育の可能性と魅力は、いつも新しい「つながり」をつくりだす実践にある。個人を尊重しつつ、個人を超えるいとなみへ。保育がその真価を発揮するための、保育的発達論のはじまり―。
「個人」を尊重しつつ、「個人」をこえるいとなみへ
[日販商品データベースより]第1部 子どもの「主体性」とは何か(子どもはどう「自己決定」しているか;保育のなかでとらえる主体性)
第2部 子どもの「主体性」はどう育つか(人間の赤ちゃんが“未熟”であることの意味;してもらう、する、してあげる、させてあげる)
第3部 「子ども観」「発達観」の変遷と私たち(子ども観をさかのぼる;「発達」と社会の歩み;「発達」と社会のいま)
第4部 発達をみる目をひろげる―イヤイヤ期とブラブラ期(「年齢」と発達;「参加」の視点からみる発達観;つながりアウトカムとしての「ブラブラ」)
第5部 「保育」と「発達」を結びなおす(つながりを育むいとなみ;保育の「あそび」とは何か;保育の公共性;「信頼」の中間共同体)
子どもの「主体性」とは何か。そして、それはどう育つのか。「子ども観」「発達観」の変遷もたどりつつ、新たに「保育」と「発達」を結びなおす。保育の未来をひらく新世代の発達論。
長い時代、「発達」は保育の目標だった。現代も、保育にとって「発達」は大切な視点だが、「発達」を受けとめる社会のほうが、だいぶ変わってきた。「つながり」がほどけた孤立した子育ては、いやおうなく発達を「うちの子」の能力に向かわせる。不透明感のある未来がちらつき、保育も子ども個人を強くするしかないのかと、悩んでいるようにみえる。
しかし、社会と子どもの間に立って、子どもの視点を代弁し、社会のあり方を問うてきたのが保育だ。保育の可能性と魅力は、いつも新しい「つながり」をつくりだす実践にある。個人を尊重しつつ、個人を超えるいとなみへ。保育がその真価を発揮するための、保育的発達論のはじまり──。