- Wedge(ウェッジ) 2019年 09月号
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月刊 ウェッジ
- 価格
- 550円(本体500円+税)
- 発売日
- 2019年08月20日
- 判型
- A4
- JAN
- 4910118610991
- 雑誌コード
- 11861-09
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月刊 ウェッジ
◆特集(仮)『看取りクライシス』・高齢化にともない就活ブームが沸き起きており、国民の多くは「自宅で最期を迎えたい」「住み慣れた地域で看取られたい」という理想を描いている。・しかしその理想を叶えられるのはその一部、間もなく本格的にやってくる「多死社会」では、看取りさえ十分に行ってもらえない状況に陥る。・その背景には死亡者の急増、医師の偏在、介護人材の不足、家族やコミュニティの崩壊などがある。・こうした逆境の中一人ひとりの人生の最期を支えるために課題に挑む現場をレポートする。▼1: ノンフィクションライター・稲泉連氏が執筆。綱渡りで終末期をささえる現場の実態。介護施設の看取り、救急隊の現場、高齢者の意思を反映しきれない現場の声。▼2: 夕張だけではない、医者の偏在による医療圏崩壊=生活圏崩壊が現実的に。看取りで重要なカギを握るのが総合医。国も養成を進めているが、なり手は少ない。小さな規模ながら成功している地域の事例を紹介。▼3: 外国人材で穴を埋めようとする介護現場。特定技能実習生受け入れが始まり、人手不足の介護分野に流入が見込まれる。現場で活躍する外国人材とサービスを受ける入居者の声、今後の人材面での課題を見る。▼4: 孤独死の現場。誰にも看取られることなく死を迎える孤独死。高齢者が増える中で問題が深刻化するが、見守り体制は機能していない。行政や民間の取組をさぐる。 ▼5: 宗教学者・山折哲雄氏インタビュー。「死」をタブーとしてきた日本人の死生観の変遷や安楽死、尊厳死について言及。