- 武器で読み解く日本史
-
弓、槍から日本刀、鉄砲、ゼロ戦まで
PHP文庫 やー52ー1
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2019年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784569769486
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[BOOKデータベースより]
一つの武器の誕生が歴史を大きく動かした!南北朝時代の「槍」の登場により、戦争は個人の戦いから大規模集団戦へと大きく変革。下剋上が起こり、全国各地に戦国大名が生まれた。また「鉄砲・大砲」を駆使する武将たちの登場で、天下は一気に統一に向かった。本書では、弓、矛から軍艦、戦闘機までの武器・兵器が、いつ生まれ、時代にどう影響を及ぼしたかを解説する。文庫書き下ろし。
仏教伝来時の権力闘争に決着をつけ、やがて武士の象徴となった飛び道具 弓
[日販商品データベースより]神話に登場し、古代日本の対外政策にも関与しながら消えていった長柄武器 矛
「古代出雲王国」の高い技術を示し、現代の皇室にも伝わる儀礼用の武器 剣
武士の台頭とともに登場し、南北朝時代までの小規模の集団戦で使われた武器 薙刀
蒙古襲来で日本人を驚かせるも、日本ではあまり使われなかった火薬の武器 てつはう
鎌倉幕府の滅亡、応仁の乱、下剋上…。日本の合戦を変えた足軽の主要武器 槍
戦い方に合わせて進化し、平安時代から明治時代まで使われた「武士の魂」 刀
難敵・村上水軍を撃破し、織田信長の野望を叶えた戦国時代最強の軍船 鉄甲船
合戦にまつわるあらゆる常識をすべて覆し、武田と織田の命運を分けた武器 鉄砲・大砲
負けないために武将たちが工夫をこらした、合戦における守りの主役 防具・城
200年以上続いた「鎖国」を終わらせ、近代軍政の始まりを告げた号砲 小銃・大砲
西洋列強へのコンプレックスを払拭するが、やがて過信をもたらした海戦の主役 軍艦
物資不足の日本で苦心の末に生産され、太平洋戦争の戦術を決定づけた兵器 戦車
高い性能と巧みな操縦術で、量に勝る連合軍とも渡りあった日本の戦闘機 航空機
ふたるの都市を破壊し、いまだに世界のパワーバランスを左右する殺人兵器 原子爆弾
たった一つの武器の誕生が、日本の歴史を大きく変えた!――
本書では、古代の弓・矛・剣から、近代の戦車・戦闘機まで、日本史に登場する武器・兵器が、いつどのように生まれ、時代にどのような影響を及ぼしたかを解説する。
例えば「槍」。槍が最初に戦史に登場したのは南北朝時代。これにより武将の戦い方に変革が起こった。鎌倉時代半ばまでは、騎馬武者による個人の戦いが主流だったが、槍の普及により農民を主力とする足軽部隊が登場。戦いは大規模集団戦へと移行した。そしてこの足軽部隊と槍を駆使した武将の中から、圧倒的な軍事力をもとに天下統一を目指す戦国大名が誕生したのである。
また「鉄砲」。16世紀半ばに九州・種子島に漂着したポルトガル人が有していた火縄銃が、戦国史を大きく変えた。この新兵器の威力を認め、大量導入できた者が、天下を統べたのだ。
「武器」という視点で日本史を改めて見直すための一冊。