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[BOOKデータベースより]
第1章 基礎理論(多電子系、ハートリー‐フォック近似;密度汎関数理論 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 カーボン系への応用(強束縛近似;電子波動関数の表現方法 ほか)
第3章 CO2還元を目指す計算科学(CO2分子とは何か、CO2の活性化を量子化学の言葉で言えば;CO2アニオンラジカルを巡る同定危機(Identity Crisis) ほか)
第4章 第一原理計算の適用例(重金属除去剤の機能発現機構;新水素貯蔵材料の理論設計 ほか)
第一原理計算を使いこなす!
理論、実験に次ぐ「第三の科学」と言われてきた計算(機)科学は昨今、理論や実験に先駆けて様々な現象を予測、発見するための不可欠な分野となっている。物質物性科学・工学の世界では、量子論に基づく第一原理計算によって、ナノスケールの構造・性質のきわめて正確な予測が実現している。
本書では、第1章で第一原理計算の理論的なベースとなる多体電子論の解説を行い、第2章ではそれを実際に計算するためのアルゴリズムの紹介をカーボン材料の応用例を使って行う。第3章では、特に環境問題の範疇で実現が叫ばれる炭素固定技術を第一原理計算で探る取組みを、第4章では、第一原理計算が成功を収めたいくつかの事例を、それぞれ紹介する。